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オバマ次期大統領の側近、証券と先物取引の規制当局統合を示唆―SECとCFTC

元SEC委員長のウィリアム・ドナルドソン(William Donaldson)氏は、ダウ・ジョーンズとの電話取材に応じ、証券取引委員会(SEC)と金融先物市場を監督する全米商品先物取引委員会(CFTC)を統合すべきとの考えを明らかにした。【7日 ダウ・ジョーンズ】
現在、投資顧問会社ペレラ・ワインバーグ・パートナーズ(Perella Weinberg Partners)の諮問委員長であるドナルドソン氏は、2003年から2005年半ばまでSECの委員長を務めていた。直近では、7日にシカゴで開かれたオバマ次期大統領と経済顧問団との会合にブレーンの一人として出席している。同氏は、インタビューの中で、「SECが果たす責務について再度見直す必要があるだろう」とし、その場合、金融市場に対する規制を一本化するために「SECとCFTCを合併することは理にかなっている」と述べている。ただ、両者の統合には障害がないわけではない。それぞれが独自の規制手法を取っており、どちらも最善のアプローチとして譲らないからだ。ヘンリー・ポールソン(Henry Paulson)財務長官が今年初めに示した金融規制の見直しの中でも、両者の違いが浮き彫りになっている。SECは新しい金融商品を認可する場合、長期にわたって綿密な調査を行うアプローチを取るのに対し、CFTCは新商品を迅速に市場に送り出すという、お互いに相容れないアプローチを取っている。この点について、元SEC委員長(1987-1989年)のデービッド・ルーダー(David Ruder)氏は、かつて議会に対してデリバティブ取引を監督する権限をSECに付与するよう求めた際に「CFTCはこれを真っ向から反対した」とし、「SECとCFTCの合併に対してはかなりの反発があるだろう」と指摘する。ドナルドソン氏とルーダー氏は共に、CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)を中心としたデリバティブ取引やヘッジファンドに関して、SECに新たな監督権限を与えることを支持している。これについては、現委員長のクリストファー・コックス(Christopher Cox)氏もCDS市場が金融市場や投資家に与えるリスクの大きさを重視して、SECに監督権限を付与すべきだと議会でも再三表明しているところだ。またドナルドソン氏は、SECの独立性の確保することを訴える一方で、SEC内部の縦割り行政を批判している。市場や証券会社、機関投資家、上場企業、投資信託といった様々な分野を担当する各部署が、情報を共有できるように改革することを求めている。


Dow Jones
07 Nov 2008 17:44 GMT =
DJ SEC's Role Seen Shifting Under Regulatory Reform

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