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米調査会社ヘネシーのヘッジファンド・インデックス、10月は5.52%のマイナス

米調査会社ヘネシーが発表した10月のヘッジファンド・インデックスはマイナス5.52%となり、2ヶ月連続での下落となった。
ヘネシー・グループ(Hennessee Group)のリー・ヘネシー代表は「ヘネシーのヘッジファンド・インデックスは、年初来ではマイナス15.73%となったが、この数字はベンチマークであるS&P500を20%近く上回っている」と語った。S&P500は、10月のパフォーマンスがマイナス16.94%、年初来でマイナス34.02%となっている。同代表は「確かに今年は非常に厳しい年だが、ヘッジファンドは、この極端に厳しい市場環境の中で投資家の資金保護を優先している」と分析している。また、ヘネシーの共同創立者、チャールズ・グラダンテ(Charles Gradante)氏は「9月は予想外のことが立て続けに起きてかなり厳しかったが、10月に入ってヘッジファンド各社は、ポジションを減らし、相場の乱高下をある程度乗り切ることができた」と指摘している。9月の総合指数はマイナス6.2%だった。10月の数字を戦略別にみると、株式ロング・ショート戦略はマイナス5.49%だった。マネージャーは、株式相場が大幅に下落する中、ポジションを減らしディフェンシブな対応をとったが、損失を免れることはできなかった。全セクターで2ケタのマイナスを記録したため、損失は広範囲に広がった。空売り規制が10月初旬に解除されたことはヘッジファンドにとっては朗報であったが、ロングポジションでのマイナスがショートポジションによるリターンを上回った。また、先進国以外のグローバル・マクロ戦略ファンドによるリターンを示すヘネシー・グローバル・マクロ・インデックスは、マイナス5.48%と低迷している。世界中の株式市場がレパレッジの解消と質への逃避に直面しており、9月からの下落基調が続いている。一方、ヘネシー・マクロ・インデックスは、わずか0.61%ながらプラスを記録。株式や短期債券をショートする一方で、デュレーションの大きい債券をロングする戦略が効を奏したとみられる。グラダンテ氏は「パニック心理による大量の売り注文が価格を歪めている。この市場の混乱により、転換社債や買収、そしてディストレスト債などでのアービトラージ戦略において高いリターンが見込める投資機会が数多く出現している。また、割安となっているシニア・セキュアード・ローン(優先担保貸付ローン)に投資する動きもみられる」と語った。

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