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著名ヘッジファンド運用マネージャーが語る「勝ち組」の投資戦略―米議会の公聴会

13日に開かれた議会の公聴会では、著名ヘッジファンド・マネージャーが自らの投資戦略を明らかにした。【13日 ダウ・ジョーンズ】
ヘッジファンドはいかにして市場全体の下落を乗り切ったのか、という問いに対するヘッジファンド側の答えは「入念な準備をする、格付会社に頼らない、流動性を維持する」というものだった。米ハービンジャー(Harbinger Capital Partners)の代表フィリップ・ファルコン氏は、「我々は細心の注意を払ってきた」として「ヘッジファンドはどんな取引でも、着手する前に十分な時間をかけて膨大な分析を行う」と説明した。また、米ポールソン(Paulson & Co.)の創設者ジョン・ポールソン氏は、格付会社には頼らず独自の分析を行っていることを明らかにした。ポールソンは昨年サブプライム・ローン関連証券の下落に賭けて莫大な利益を得たことで知られている。昨年の運用では、MBS(住宅ローン担保証券)に付与されたAAA格付を無視し、「価値が無くなっていると判断した」ことが利益をもたらしたという。ポールソン氏はさらに、サブプライム・ローンは信用力の不十分な借り手に融資されていたため、「この種のローンは、デフォルト率が非常に高くなるだろうと予測した」と語った。こうしたローンを裏づけとした証券に対しても、同じような推測を下したという。米ルネッサンス・テクノロジーズ(Renaissance Technologies)の会長ジェームズ・シモンズ氏は、自らの戦略に関して、市場の騰落に関わらず利益を上げるように設計されたロング・ショート戦略であることを明かした。シモンズ氏は、「ヘッジファンドは市場との相関性が比較的低い」として、そのために損失の危険を数多く免れてきたと説明した。なお、公聴会に出席したヘッジファンド・マネージャーは、政府が情報を秘匿するという条件が無ければ、現在の保有銘柄を公開することは出来ないとしている。米シタデルのケネス・グリフィン最高経営責任者は「ヘッジファンドにポジションの開示を求めるのは、コカ・コーラに製造法の開示を求めるのに等しい」と語っている。ファルコン氏は、準備に最善を尽くして最高の状態を保っていても損失が生まれる場合があることに言及し、「現在の市場は著しく非合理的な動きを見せており、多くの機関に多大なプレッシャーがかかっている」として「短期金融市場も、銀行システムも混乱に陥っている」と指摘した。


Dow Jones
13 Nov 2008 19:12 GMT =
DJ Hedge Funds Give Glimpse Into Strategy At US House Hearing

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