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米フォートレス、第3四半期決算で最終赤字拡大―資金償還請求急増で

米ヘッジファンドのフォートレスは、第3四半期(7-9月)における最終赤字が5,740万ドルに拡大したと発表した。【13日 ダウ・ジョーンズ】
米ヘッジファンド運用会社フォートレス・インベストメント・グループは13日、第3四半期(7-9月)の最終赤字が前年同期の3,760万ドル(1株当たり52セント)から5,740万ドル(同66セント)に拡大したことを発表した。赤字が拡大したのは、傘下のヘッジファンドの運用成績の悪化により投資家からの資金償還(解約)が急増したためとしている。また、売り上げに相当する経常収益は、前年同期比25%減の1.85億ドルとなった。トムソン・ロイターのアナリスト調査による事前予想では、最終損益は1株当たり10セントの黒字、また、経常収益は1.65億ドルだったが、いずれも予想を大幅に下回った。パートナーに配賦する税引き前損益は2,000万ドル(配当可能株式1株当たり4セント)の損失となった。前年同期は1.11億ドルの黒字だった。管理手数料収入は前年同期比23%増となったものの、成功報酬はほぼ半減した。フォートレス(Fortress Investment Group)の運用資産額は前年同期比10%増の343.4億ドルとなった。ただ第3四半期は、運用資産価値の減少や為替差損の合計が29.9億ドルに達し、新規資金流入額の25.8億ドルを上回ったため、前期比ベースでの運用資産額の変動は2.1%減となっている。同四半期の資金償還額は、前期の4,000万ドルから1.85億ドルと5倍近くまで急増。9月30日現在で、フォートレスは9億ドルの資金償還請求の通知を受け取っているが、それ以降も新たに17億ドルの請求を受けている。シティグループのアナリスト、プラシャント・バーティア(Prashant Bhatia)氏は、「フォートレスの投資家は、来年には主要ヘッジファンドのほぼすべてがマイナスリターンになると見ている。そのため、来年の資金償還請求額は今年を上回る可能性が高い」と話す。その上で同氏は、来年の資金償還請求額は50億ドルを超えると予想している。この金額規模は、9月末現在の運用資産の30%に相当する。フォートレスが契約している債務では、レバレッジ比率(debt-to-Ebitda)を規制している契約条項を設定している。現在の負債6.75億ドルを削減しなければ、フォートレスは2009年にこの契約条項に違反する可能性がある。フォートレスは直近の12ヶ月間で2度、債権者との協議で契約条項を修正している。


Dow Jones
13 Nov 2008 20:58 GMT =
DJ UPDATE: Fortress Reports Wider 3Q Loss Amid Redemptions

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