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米メディア投資のクアドラングル、傘下ヘッジファンドを閉鎖へ

米投資会社クアドラングル・グループ傘下のヘッジファンドが運用成績の悪化と資金償還を理由に閉鎖される見通しとなった。【13日 ウォールストリート・ジャーナル】
閉鎖されるのは、クアドラングル・エクイティ・インベスターズ(Quadrangle Equity Investors)。親会社のクアドラングル(Quadrangle Group)はラザード証券の元副会長、スティーブン・ラトナー(Steven Rattner)氏が2000年に創業したもの。ラトナー氏はその後、2006年にエクイティ・インベスターズを創設している。エクイティ・インベスターズ(運用資産額約5億ドル)は、ロバート・ドナヒュー(Robert Donahue)氏が運用しており、主にメディア・通信セクターの株式に投資している。現在は運用成績が低迷しており、年初来リターンはマイナス25%にまで悪化している。ラトナー氏はニューヨーク・タイムズ紙の記者出身で、現在もメディア業界での存在感を維持している。先週も、ニューヨークのプラザホテルにメディア関係者を集め、「フォースクエア(FourSquare)」という会議を主催している。クアドラングルは今年、ラトナー氏とは盟友関係にあるニューヨーク市長マイケル・ブルームバーグ氏から巨額の私財の運用を委託され、急激に資産運用規模を拡大した。2本のPEファンドで約30億ドルを運用している。このほか、投資先にはMGMスタジオ(Metro-Goldwyn-Mayer Studios)や男性向け娯楽誌「マキシム(Maxim)」を発行する出版社など多くの著名なメディアが含まれる。昨年は、ヤフーのダン・ローゼンツワイク(Dan Rosensweig)最高執行責任者を引き抜き、シリコン・バレーに拠点を開設。10月にはMail.comに3,500万ドルを投資している。今回のエクイティ・インベスターズの閉鎖により、今年はクアドラングル傘下のヘッジファンドが2本消滅したことになる。同社が運用していた運用資産30億ドルのディストレスト戦略ヘッジファンドは、今年初めにクアドラングルからスピンオフし、現在モナーク・オルタナティブ・キャピタル(Monarch Alternative Capital)という名称で運営されている。

Dow Jones
13 Nov 2008 05:00 GMT
WSJ(11/13) Quadrangle To Close Media-Focused Fund

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