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カナダ大手行傘下の仲介業者、8社のHF商品の販売中止を決定

カナダの大手行トロント・ドミニオン銀行(Toronto-Dominion Bank)傘下の投資顧問会社TDウォーターハウス・プライベート・インベストメント・アドバイスが、8社のヘッジファンド商品の販売中止を決定したことが明らかになった。【17日 ダウ・ジョーンズ】
TDウォーターハウス(TD Waterhouse Private Investment Advice)の内部文書によると、顧客への販売中止の対象となったヘッジファンドは、アーク・ファンド(Ark Fund Management Scivest)やサリダ・キャピタル(Salida Capital)など8社。ヘッジファンド業界は、金融危機の影響でリターンが急激に悪化する一方、投資家からの資金償還請求に迫られている。こうした販売中止決定は新規資金の取り込みを封じることになるだけに新たな打撃となっている。内部文書では、販売中止の理由について、「問題となった投資会社は、当社規定のヘッジファンドに関する資格審査基準を満たしていない点がある」と述べている。業界関係者によると、TDウォーターハウスなどのヘッジファンド商品の顧客仲介業者は、対象となるヘッジファンドが事業継続に必要な手数料収入を上げられるほど十分な運用資産を保有しているかどうかについて懸念を持っていると指摘する。他にも、ハイウォーターマークの設定が実現困難なほどに高く設定されていないかどうか、さらには、適切なリスク管理の手法が講じられているかどうかを注意深く見ているという。今回の販売中止の対象となったサリダ・キャピタルは、有名ファンドの一つで、2005年から昨年までは、カナダのヘッジファンド業界でも屈指の運用成績を上げていた。同期間中、サリダが運用しているファンド「Salida Multi Strategy Hedge Fund」の年間リターンは34-87%で、主に、コモディティの相場上昇に賭けて成功していた。しかし、その後のコモディティ価格の急落により、10月末時点での年初来リターンは、マイナス63%程度に悪化している。この結果、同ファンドの10月末時点の運用資産額は、昨年7月末時点の1.61億カナダドルから7,600万ドルへ約53%も減少を余儀なくされている。ただ、アークのピーター・シッペン(Peter Shippen)社長兼CEO(最高経営責任者)は、今回の販売中止決定について、「ヘッジファンド業界では、運用資産が必ずしもパフォーマンスや運用の成功を予言するものではない」と首を傾げている。TDウォーターハウスが販売を停止したその他のファンドは以下の通り。
・クリスタルライン・マネジメント(Crystalline Management)
・エクイリブリアム・キャピタル(Equilibrium Capital Management)
・ランドリー・モーリン(Landry Morin)
・マクエルヴァイン・インベストメント(McElvaine Investment Management)
・レッドウッド・アセット(Redwood Asset Management)
・ウェブ・アセット(Webb Asset Management Canada)


Dow Jones
17 Nov 2008 17:27 GMT =
DJ TD Waterhouse Cuts Adviser Access To 8 Cdn Hedge Funds

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