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ヘッジファンド向けの業務管理ソフト、金融混乱をきっかけに販売好調

ヘッジファンド各社が、金融危機をきっかけにプライム・ブローカーを数社に分散する傾向が高まり、関連する業務管理ソフトウェアの売上が伸びている。【26日 ダウ・ジョーンズ】
ヘッジファンド向けに証拠金比率や資金調達コストの管理用ソフトを提供している英システム開発メーカー、シンコバ(Syncova)は26日、今年の夏以降に深刻な流動性不足がヘッジファンドを直撃したことが奏功し、同社のプライム・ブローカー向け部門が好調に推移していることを明らかにした。シンコバのリアム・ハクスリー社長はダウ・ジョーンズの取材に対し、同社ソフトの売上が好調な理由について、「最近の市場環境の悪化により、単独のプライム・ブローカーと取引を続けるリスクの大きさが浮き彫りとなり、ヘッジファンドが複数のプライム・ブローカーと取引する傾向が高まっている」と指摘した。今年9月に米証券大手のリーマンが破綻し、その影響でリーマンの欧州部門にプライム・ブローカレッジ業務を委託していた複数のヘッジファンドが、資産が凍結され引き出せない事態に陥っている。こうしたことから、ヘッジファンド業界全体では、複数のプライム・ブローカーを用意する流れが一般的になりつつある。今春に発売されたシンコバの「Optima/Fund」は、プライム・ブローカー及び取引先との間で生じる費用、リコンサイル(取引の照合)、規制関連問題の管理を行うヘッジファンド向けのソフトウェア。ハクスリー社長によると、シンコバの顧客数は倍増しており、最近では大手ヘッジファンド2社との契約が成立した。この大手2社の運用資産は合計で400億ドルに達するという。


Dow Jones
26 Nov 2008 13:13 GMT
DJ UK's Syncova Boosts Prime Broker Ops As Hedge Funds Diversify

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