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カナダ大手ヘッジファンドのサリダ、新ファンドのマネージャーが退社

カナダのヘッジファンド大手サリダ・キャピタルは先月、新たなファンドをローンチしたが、運用担当のマネージャーが同社を退社していたことが、関係筋の話で明らかになった。【27日 ダウ・ジョーンズ】
サリダ・キャピタル(Salida Capital)が先月ローンチしたヘッジファンド「Salida Global Macro Hedge Fund」及び傘下の「BTR Global Macro Hedge Fund」を担当していた運用マネージャー、ジェイソン・ラッセル氏が同社を退社。同ファンドの9月末時点での運用資産額は2,500万ドルであった。ラッセル氏の退社は、サリダの苦しい状況を象徴するものだ。同社のマルチストラテジー・ファンド(運用資産額7,600万カナダドル)は、コモディティへの投資で大きな損失を被り、10月末時点で年初来パフォーマンスがマイナス63%と大きく落ち込んでいる。また、BTRシリーズの名前で運用されていたオフショア・ファンド6本のうち3本が、破綻したリーマン・ブラザーズにプライム・ブローカレッジ業務を委託していた。そのため、サリダの総資産の3分の1が引き出せなくなっている。さらにサリダは先日、カナダの大手行トロント・ドミニオン銀行(Toronto-Dominion Bank)傘下の投資顧問会社TDウォーターハウス・プライベート・インベストメント・アドバイスに、傘下ヘッジファンド商品の販売を中止されている。同社は先月、ラッセル氏を担当マネージャーした「Salida Global Macro Hedge Fund」をローンチしたばかりだった。このため、同氏の退社は、資産の減少を新規の資金流入で補おうとするサリダの取り組みに水を差す恐れがある。同社ウェブサイトによると、同ファンドは「BTR Global Macro Hedge Fund」と同じ投資目標と戦略を採用している。全世界の市場における価格の騰落から利益を得る投資戦略に基づき、主に商品先物取引など流動性の高い金融商品に投資していたという。先月ローンチした「Salida Global Macro Hedge Fund」の運用成績は明らかになっていないが、同じ投資戦略のファンドから判断すると、同ファンドの10月末時点でのパフォーマンスは、プラス22%と良好な数字だったと推測される。


Dow Jones
27 Nov 2008 18:45 GMT =
DJ STREET MOVES: Jason Russell Seen Departing Salida Capital

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