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米ペンシルバニア州の2大公的年金、7-9月期リターンはマイナス10%超

米ペンシルバニア州の2大年金基金が25日に発表した第3四半期(7-9月)のリターンは、マイナス10%超となった。また、9月末までの年初来リターンはマイナス17%だった。
ペンシルバニア州教職員年金(Pennsylvania Public School Employees' Retirement System)の7-9月期リターンはマイナス11.05%となり、年初来リターンはマイナス16.67%となった。同年金のメルバ・フォーグラー(Melva Vogler)理事長は、声明文の中で、リターンの悪化は世界的な景気後退によるものだとしている。ただ、同理事長は「3年や5年、10年といった長期のリターンは依然としてプラス圏となっており、公的年金の中でもトップクラスだ」と述べている。同年金の9月末時点での過去3年間のリターンはプラス5.26%、5年では同9.59%、10年では同7.43%となっている。9月末の同年金の純資産額は、リターンの悪化と年金支払いの増加で、6月末の627億ドルから547億ドルに減少した。また、ポートフォリオの内訳は、外国株が23.3%、国内外の債券が21.8%、米国株は21.5%、プライベートエクイティは15.8%、不動産が11.3%、コモディティが3.8%、現金・現金相当が2.5%となっている。他方、ペンシルバニア州公務員年金(Pennsylvania State Employees' Retirement System)の7-9月期のリターンはマイナス12.7%で、1-9月期ではマイナス16.2%、年初来リターンはマイナス14.4%となった。この年初来リターンの数値は、大手公的年金基金の中央値であるマイナス14.34%とほぼ一致したとしている。同基金の9月末の資産額は293億ドルと、6月末時点の336億ドルから減少したが、資産減少はリターンの悪化だけではなく、年金支払い額や運営費用の増加も寄与したとしている。今年の年金支払額は約22億ドルで、これに対し、雇用者と年金加入者からの年金積立金収入は5.43億ドルの見込み。また、同基金の長期リターン(年率換算)は、9月末までの2年間がプラス3.5%、5年間で同11.0%、10年間では同8.0%となっており、いずれも大手公的年金の中央値を大幅に上回っている。

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