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2009年のヘッジファンド業界はまずまず安泰か―最悪期を越え楽観的な見通し高まる

ヘッジファンド業界は、ここ数年の中でもっとも最悪の四半期を終えようとしているが、ファンド・マネージャーや業界関係者からは、2009年の業界状況に対して明るい見通しを示す発言が続いている。【1日 ダウ・ジョーンズ】 
英国の独立系ヘッジファンド運用会社GLC(GLC Ltd.)のファンドマネージャー、スティーブン・ベル氏は1日、チューリヒで講演し、2009年のヘッジファンド業界の見通しについて、やや楽観的な見方を示した。ベル(Steven Bell)氏は、講演の中で、「ここ数ヶ月の経済状況は、突発的な災害のような最悪の状況となっているが、来年は最悪の市場情勢も和らぐだろう」と語った。その上で、同氏は株式市場の見通しについて、「現在のアナリストの企業業績見通しはかなり高めであったとしても、株価の下落でかなり割安になっている」と指摘。さらに、ベル氏は自身の株式に対するポジションについては、「中立からロングだ」と述べ、来年の第1四半期(1-3月)にロングポジションにシフトさせる考えを示した。米調査会社ヘッジファンド・リサーチ(Hedge Fund Research)によると、ヘッジファンド業界の10月の月次リターンは平均でマイナス15%となり、投資家は資金償還に奔走している状況だ。アナリストの中には、資金償還日である年末に資金流出が一段と激しくなると予想している。しかし、業界関係者は明るい材料も見られると指摘する。一つは、政府からの金融支援による資金がヘッジファンド投資に向かう可能性が高いことだ。確かに、メリルリンチ(Merrill Lynch & Co. Inc.)やUBS(UBS AG)などに対する金融支援には、政府資金の一部は使われている。バンク・オブ・アメリカ(Bank of America)のエコノミスト、ギレス・モエック(Gilles Moec)氏は「明らかに、政府資金は金融システム全体にとって新しい救世主となっている」と指摘する。ヘッジファンドの今後の行く末については、景気後退がどの程度になるのか、また、これに対して、利下げや流動性の潤沢供給で対応している各国の中央銀行がどう対応するかにかかっているといえそうだ。ドレスナー銀行(Dresdner Bank)のグレゴール・エーダー(Gregor Eder)氏は「来年は経済が安定するという前提で、今年よりは良くなると見ている。各国の中央銀行は比較的早く金利水準を正常に戻すだろう。質への逃避も和らぐ」と述べている。しかし、スペインの運用会社シグナス・アセット・マネジメント(Cygnus Asset Management)のファンドマネージャーは、ヘッジファンドは信用収縮で、依然、厳しい状況にある。同氏が運用するファンドは、ディストレスト資産投資戦略によって、来年のリターンがプラス5%になると予想している。Dow Jones
01 Dec 2008 17:44 GMT =DJ Hedge Funds Cautiously Optimistic For 2009 After Bleak 4Q

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