トップ >  米ヘッジファンド大手チューダー、旗艦ファンドを償還停止―ファンド分割を計画



米ヘッジファンド大手チューダー、旗艦ファンドを償還停止―ファンド分割を計画

グローバル・マクロ系ヘッジ・ファンド大手の米チューダー・インベストメントが、旗艦ファンドの償還を一時的に停止したことが、投資家宛ての書簡で明らかとなった。同社は今後、同ファンドの2分割を計画しているという。【1日 ダウ・ジョーンズ】
著名投資家ポール・チューダー・ジョーンズ氏が率いるチューダー・インベストメント(Tudor Investment Corp)の旗艦ファンド「BVIグローバル(Tudor BVI Global fund)」は、運用資産100億ドルを有する。しかし、年初来の運用成績がマイナス5%と低迷しており、同ファンドの年末までの償還請求額は、資産の14%を占める14億ドルに達している。チューダーは投資家宛ての書簡において、「BVIグローバルは現在、60億ドル超の現金を確保しているが、解約請求がさらに拡大すると、今後の償還対応や投資戦略への影響が懸念される。このため、同ファンドの保有する資産の流動性を検討する必要がある」と説明している。9月以降、投資家から殺到したヘッジファンドに対する解約請求の規模は、ヘッジファンド業界のみならず、世界中の金融市場において混乱を引き起こしている。多くのヘッジファンドは償還請求に対応するため、資産の投げ売りを余儀なくされ、その影響で株式や債券相場は下落している。すでにディープヘブン・キャピタル(Deephaven Capital Management)やブルー・マウンテン・キャピタル(Blue Mountain Capital Management)など、多くの運用会社が償還を停止しており、チューダーの今回の措置も、償還停止の流れがしばらく収まりそうもないことを示しているといえる。「BVIグローバル」は他の多くの著名ヘッジファンドと異なり、解約申請が年1回ではなく、四半期ごとの解約が認められている。チューダーは書簡において、2009年3月末日以降に解約申請に応じる意向を示している。チューダーの「BVIグローバル」を2分割にする提案は、来年の第1四半期中に投資家の投票によって採決される予定。承認されれば投資家は、流動性の低い新興市場の社債などを投資対象とした新ファンド「レガシー」と「BVIグローバル」の2つのファンドに投資することになる。「レガシー」に移された資産は、最終的にはすべて投資家に返金される見込み。しかし、相場が安定し、流動性の低い資産を適正な価格で売却できるようになるまで、停止措置がとられる予定だという。チューダーは、レガシーの資金が償還された時点で、「BVIグローバル」への再投資が可能だとしている。2009年3月末日時点で、「レガシー」に振り分けられる資産は「BVIグローバル」全体の29%ほどになる見込み。チューダーは、償還を一時停止した理由として、新興国社債の流動性枯渇をあげている。新興国社債は現在ほぼ売買停止状態なため、資産を売却すると破格の安値で投げ売りすることになりかねないとチューダーは指摘している。Dow Jones
01 Dec 2008 16:48 GMT =DJ UPDATE: Tudor Halts Redemptions In Largest Fund; To Split In 2

米ヘッジファンド大手チューダー、旗艦ファンドを償還停止―ファンド分割を計画に関連する記事

2008年12月の記事一覧です。

年月別ヘッジファンド情報

年収41億円の女性トレーダー

おすすめ:年収41億円、世界有数の女性トレーダー 米経済誌フォーブスは昨年2011年のヘッジファンドマネージャーの報酬ランキング上位40・・・

住まいづくりのベストパートナー

おすすめ:研ぎ澄まされた「日本の邸宅」がここに。 “Klass Design”  理想の住まい、そして快適な暮らしを手にするためには、自分にとっての最適な伴走者(パー・・・

紹介したくなる不動産投資会社

おすすめ:不動産投資で、友人に紹介できる企業とは 自分の友人・知人に誰かを紹介する、ということはある意味で大きなリスクを伴います。紹介し・・・

簡単登録でメルマガ配信。YUCASEE MEDIAメルマガ登録で限定プレゼントへの応募も!

RSS情報 RSS feed


フォローする Twitterでフォローする


他社リリース情報

YUCASEE MEDIA(ゆかしメディア)とは