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ヘッジファンド業界の総運用資産、08年第3四半期は1,700億ドル減―米リッパー調査

ヘッジファンド業界の総運用資産は第3四半期、6月末時点の1.8兆ドルから1,700億ドル減少し、9月末時点で1.63兆ドルとなった。米調査会社リッパー・タスが1日に発表した調査結果を複数のメディアが報じている。
運用成績が業界平均で10%以上のマイナスと落ち込んだうえ、巨額の資金が流出したことが大きく響いたもよう。リッパー(Lipper TASS)によると、第2四半期連続での流入超から第3四半期は流出超に転じ、純流出額が186億ドルに達した。今回リッパーが発表したデータは、投資家が市場の混乱に神経質となり、仕組みの複雑さや、透明性の面で問題があるとされるヘッジファンドから、資金を引き上げる傾向が高まっていることを裏付ける結果となった。ヘッジファンドは、相場の変動を利用し、絶対的リターンを上げることが利点とされているが、第3四半期は総じて運用成績の悪化に苦しんだ。ヘッジファンド調査会社のクレディ・スイス/トレモントによると、第3四半期は、すべての投資戦略においてマイナス・リターンを記録したという。リッパーによると、特に資金流出が激しかったのは、株式ロング・ショート、債券アービトラージ、マルチストラテジー、新興市場の4戦略で、いずれも過去最低のリターンを記録した。しかし、一部戦略においては資金流入が拡大。グローバル・マクロ、マネージド・フューチャーズ、株式マーケット・ニュートラル、そしてショート・バイアスの4戦略においては、資金の流入超が見られた。

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