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米ヘッジファンド大手シタデル、11月のリターンがマイナス13%と急速に悪化

大手ヘッジファンド運用会社シタデルは、11月のリターンがマイナス13%と落ち込み、年初来では47%のマイナスとなったことが明らかになった。【4日 ウォールストリート・ジャーナル】
著名ヘッジファンド・マネージャー、ケネス・グリフィン(Kenneth Griffin)氏率いるシタデル・インベストメント・グループ(Citadel Investment Group)は先日、11月の業績について投資家に報告した。シタデルの説明によると、投資していた転換社債や銀行ローンなどの資産価値が市場環境の悪化で急落したことにより、損失が急速に膨らんだとのこと。11月下旬に、CMBS(商業用不動産モーゲージ担保証券)の相場が急落したことが引き金となり、投資適格級債券など他の債券にも売りが波及した。このため、投資家が「質への逃避」として米国債に流れたことが、シタデルのパフォーマンス悪化に追い討ちをかけたとみられる。多くのヘッジファンドが、現金確保のために保有資産を投げ売りしていることが、債券相場の下落圧力となっている。そのため、シタデルは創立以来最低のパフォーマンスから浮上できずにいる。関係者によると、シタデル(運用資産およそ160億ドル)はここ数週間で、ロンドン支社などのトレーディング部門のスタッフを約20名削減したほか、バック・オフィスや人事部においても、同じ程度の人員削減を行なったという。グリフィン氏(40)が1990年に設立したシタデルは、今年に入るまでヘッジファンド業界において最も輝かしい成功を収めてきた運用会社だった。同社にとって唯一希望の光といえるのは、30億ドル規模の自己勘定部門で、年初来プラス43%のリターンを上げており、ヘッジファンド部門の損失を埋め合わせている。シタデルは、昨年末に運用資産が過去最高となる約200億ドルに達し、今年初めにはIPO(新規株式公開)を実施する予定だったが、計画は棚上げとなっている。Dow Jones
04 Dec 2008 23:18 GMT WSJ(12/5) Citadel's Losses Add To Mr. Griffin's Pain

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