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大手ヘッジファンド、11月も運用難―ポールソンは好調維持

ヘッジファンド業界は11月に入っても金融市場の混乱と投資家からの資金償還請求で苦戦を強いられていたことが分かった。【5日 ダウ・ジョーンズ】
関係者によると、大手ヘッジファンド運用会社の英トスカファンド・アセット・マネジメント(Toscafund Asset Management)が運用しているファンド「Tosca Limited Fund」(運用資産34億ドル)は、銀行セクター投資が裏目に出て、月次リターンはマイナス5.2%、年初来リターンはマイナス67.5%となった。大手の米キングダム・キャピタル(Kingdon Capital)も傘下のファンド「M. Kingdon Offshore Fund」(同52億ドル)の月次リターンがマイナス4.4%、年初来リターンはマイナス24.3%となっている。その他では、ソロスファンド出身のトレーダーが創設した米サテライト・アセット・マネジメント(Satellite Asset Management)も、11月のリターンは2ケタのマイナスを記録しており、資金償還請求の対応に追われている状況だ。このほか、ここ数日間に資金償還を制限するゲート条項の発動や償還停止措置を取ったヘッジァンドには、米フォートレス・インベストメント・グループ(Fortress Investment Group)やグローバル・マクロ系のチューダー・インベストメント(Tudor Investment)、世界最大級のヘッジファンドの米DEショウ(D.E. Shaw)がある。フォートレスのファンド「Drawbridge Global Macro Fund」(同72億ドル)の月次リターンはマイナス2.3%、年初来ではマイナス22.6%となり、同社の直近の株価も年初来で約90%も下落したままだ。大手ヘッジファンドのリターンが軒並み悪化する中で、著名ヘッジファンド・マネージャーのジョン・ポールソン(John Paulson)氏のファンドは好調だった。同氏のファンド「Paulson Advantage Plus」(同95億ドル)の月次リターンはプラス3.2%、年初来ではプラス33.5%となっている。また、ポールソン氏のもう一つのファンド「Credit Opportunities Fund」(同52億ドル)も月次リターンはややマイナスだったが、年初来はプラス14.2%を維持している。


Dow Jones
05 Dec 2008 18:50 GMT =
DJ UPDATE: November Presents More Pain For Hedge Funds

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