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加ヘッジファンドのローレンス、投資家に異例の損益通算措置講じる

カナダのヘッジファンド運用会社ローレンスは、旗艦ヘッジファンドの1-10月期リターンがマイナス67%に達したことから、投資家の損失を和らげる異例の措置を提案している。【8日 ダウ・ジョーンズ】
投資損益を通算することで税務上の措置を投資家に提案することは、ヘッジファンド業界では異例。ローレンス・アセット・マネジメント(Lawrence Asset Management)は5日付で投資家に送った書簡の中で、旗艦ファンド「Lawrence Partners Fund」の持分を償還し、「Lawrence Partners Limited Partnership」のパートナーシップ投資口と交換する計画を提示している。提案に応じた投資家が手に入れることになるパートナーシップ投資口の純資産価値は、償還期日におけるファンドの持分と同一の価格に設定する。このようにしてヘッジファンド投資での損失を確定することにより、投資家は税法上の損益通算が可能となり、他の投資から得た利益にかかる税金を低減することが出来る。先月、ローレンスは投資家に対し、資金償還を60日間停止すると通知。また、顧客との電話会議で、10月末時点の旗艦ファンドの運用資産規模が約7,000万カナダドルと、9月末時点の約1.3億カナダドルから急減したことを明らかにしている。別の情報によるとローレンスは、来年1月から旗艦ファンドの投資家に対し、同ファンドの保有資産を売却して得た資金を使い、現金による償還を開始する計画だという。しかし、同社は10月末時点で、旗艦ファンドの80%は流動性がない資産で構成されていることも明らかにしているため、資金償還に必要な資産売却は、現在の市場環境ではほぼ不可能になっている。もし、ローレンスが資金償還に先着順で応じた場合、順番が最後の投資家は結局、何も手に入れることができなくなる可能性があると業界関係者は指摘する。旗艦ファンドの11月の月次リターンはマイナス5.9%だった。


Dow Jones
08 Dec 2008 19:30 GMT =
DJ Lawrence Asset Offers Investors Way To "Crystallize" Losses

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