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米調査会社ヘネシーのヘッジファンド・インデックス、11月はマイナス2.69%―下げ幅縮小

米調査会社ヘネシーが発表した11月のヘッジファンド・インデックスはマイナス2.69%と6ヶ月連続のマイナスとなったが、10月のマイナス6.05%と比べて下げ幅は縮小した。
ヘネシー・グループ(Hennessee Group)のリー・ヘネシー代表は「ヘネシーのヘッジファンド・インデックスは、年初来でマイナス18.44%となったが、この数字はベンチマークであるS&P500(11月マイナス7.48%、年初来マイナス38.97%)を20%超上回っている。ヘッジファンドは今年、絶対的なリターンは確保できていないが、株式など伝統的資産クラスと比べてパフォーマンスが大きく上回っているため、ヘッジファンドへの投資配分を高めていた投資家はある程度納得しているようだ」と語った。また、ヘネシーの共同創立者、チャールズ・グラダンテ(Charles Gradante)氏は「相場が混乱する中で投資機会を見出しているヘッジファンドも多いが、投資家の引き留めと運用資産の確保に四苦八苦しているヘッジファンドも多い。今年のヘッジファンド業界では、過去に例のないほど償還停止、ゲート条項の適用、ファンドの清算が生じた。年末にファンドが投資家に返還する資金は、運用資産の15-25%に達する見通しだ」と分析している。また、日本に関しては、「現在の日本は、戦後最悪となる景気後退に陥る可能性が伺える。その影響が他のアジア諸国や全世界に波及するという深刻なリスクが存在する。そのため、日本銀行は景気刺激策として利下げを行う必要がある」と述べた。11月の数字を戦略別にみると、株式ロング・ショート戦略は3.00%のマイナスを記録したが、10月のマイナス5.69%と比べて下げ幅は縮小。ポジションを縮小し、非常に手堅い運用を行なっている運用会社は多いが、相場の下落基調が止まらず変動も激しいため、損失傾向は続いている。しかし、一部運用会社は、株価が収益の見込めるレベルまで下落したと判断して、長期的な投資としてロング戦略に切り替え始めたところもある。11月に最もパフォーマンスがよかったのは、ショート・バイアス戦略のプラス4.13%で、年初来ではプラス27.34%に達している。また、マクロ戦略のヘネシー・マクロ・インデックスは、1.23%ながらプラスを記録(年初来でプラス1.21%)。世界的な景気後退局面の中、株式や短期債券をショートする一方で、デュレーションの大きい債券をロングする戦略、そして短期金利の低下を予想して投資する戦略が効を奏したとみられる。

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