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米大手大学基金のヘッジファンド投資、総額630億ドルに拡大―2年間で230億ドル増加

資産規模が全米で上位60に入る大学基金のヘッジファンド投資額が、累計で630億ドルに拡大したことが最新の調査で明らかとなった。
ヘッジファンド業界誌「インベストヘッジ(InvestHedge)」は5日、米国の大学基金を対象に行った調査結果を発表し、2006年から今年にかけて、大学基金はヘッジファンド業界に。累計で230億ドル近くの資金を投資したことが明らかになった。大学基金によるヘッジファンドへの投資額は合計630億ドルとなる。今回の調査は、資産規模が10億ドルを超える大学基金を対象に行われた。調査対象となった大学基金は計60団体で、資産総額は2,900億ドルに達する。新規投資額の大部分はシングル・マネージャーのヘッジファンドに対するものだった。近年、米大学基金の資産規模は急速に拡大しており、前回の調査で対象となった53の米大学基金は、2006年から今回の調査までに資産規模が累計で650億ドル拡大し、2,820億ドルに達している。今回新しく調査対象となった7大学基金の資産規模は累計で70億ドル超だった。調査によると、ヘッジファンドに投資している大学基金のうち、71%あまりがファンド・オブ・ファンズ(FoF)を通さず、直接ヘッジファンドに投資している。またヘッジファンドへの投資額が10億ドルを超えている大学基金の数は、前回の10から今回15に増加した。しかし今後については、金融危機の影響を受けて、投資比率を絞る方向にあると見られている。未払いとなっているプライベート・エクイティ(PE)への投資契約のために、換金性の高いヘッジファンド投資分が資金源として取り崩される傾向があるからだ。また、大学基金は各資産クラスに投資比率の上限を設定しているが、株式投資での損失が拡大する一方で、比較的資産の減少が少なかったヘッジファンド投資が投資比率の上限を上回る状態に陥っている。そのため、大学基金によるヘッジファンドへの投資は、今後鈍化することが予想される。インベストヘッジは「大学基金は、今後もヘッジファンドにとって主要な機関投資家であり続けるだろう。しかし、今後の見通しに関しては、大学基金の運用担当者であるCIO(最高投資責任者)が、オルタナティブ投資において、PEとヘッジファンドの比重をどのように調整するかにかかっている」と指摘している。
米大学基金資産規模トップ101. ハーバード大学
2. テキサス大学
3. イェール大学
4. スタンフォード大学
5. プリンストン大学
6. マサチューセッツ工科大学
7. ミシガン大学
8. コロンビア大学
9. ノートルダム大学
10. ノースウェスタン大学/コーネル大学

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