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クレディスイスのヘッジファンド指数、巨額詐欺の影響で11月の数値を大幅下方修正

調査会社クレディスイス/トレモントは15日、メードフ氏の詐欺事件による影響を受けて、ヘッジファンド指数を先週発表した速報値から大幅に下方修正した。【15日 ダウ・ジョーンズ】
クレディスイス/トレモントは8日、ヘッジファンド指数「Credit Suisse/Tremont Hedge Fund Index」の11月の速報値をマイナス0.71%と発表していた。しかし、指数を構成している3本のファンドが、メードフ元会長の投資ファンドに投資していたため、同社はこの3本のファンドのうち、問題のファンドに投資していた資産をゼロと評価して再計算を行った。その結果、11月の速報値はマイナス4.15%と大きく下方修正された。問題の3本のファンドは、「Kingate Global Fund」、「Fairfield Sentry」、「Rye Select Broad Market Portfolio」で、いずれも株式マーケット・ニュートラル戦略のファンド・オブ・ヘッジファンズ(FoHF)である。そのため、クレディスイスは、株式マーケット・ニュートラル戦略の指数を、先週発表したプラス0.85%からマイナス40%と大きく下方修正した。今回の事件により、FoHFに対して厳しい視線が向けられるのは必至の情勢だ。本来、FoHFは、投資家に代わって投資先のデュー・デリジェンスを行ったうえで、複数のヘッジファンドへの投資を可能にし、その見返りとして、FoHFは相応の手数料を受け取ることになっている。しかし、「Fairfield Sentry」はメードフ会長の投資ファンドのみに投資していたにもかかわらず、不正を見抜くことが出来なかった。その他のヘッジファンド指数を発表している調査会社は、11月の速報値に関しては今のところ修正を出していない。しかし、12月以降の数値にある程度の影響が生じることは認めている。米調査会社ヘッジファンド・リサーチ(HFR)のケン・ハインツ社長は、11月の数値に関しては通常の修正の範囲に留まるだろうとの見解を示した。HFRは11月の速報値をマイナス3.2%と発表している。バークレーヘッジは、11月の速報値をマイナス2.34%とすでに発表している。バークレーヘッジは、メードフ事件の影響を受けたファンドが指数の構成ファンドであることを明らかにした上で、今後の対応に関してはまだ決めていないと語っている。バークレーヘッジのソル・ワクスマン社長は、「過去にさかのぼり、対象となる全ての月間パフォーマンスを修正する必要があるが、修正幅はわずかなものとなるだろう」と話す一方で、「仮に長期間で処理すべき損失を1ヶ月間のパフォーマンスで処理してしまえば、その影響によって数値が著しく歪むことになる」と語った。ヘネシー・グループは、現在のところ取材に対する返答がないという。ヘネシーは先週、11月の指数をマイナス2.7%と発表している。


Dow Jones
15 Dec 2008 21:47 GMT =
DJ UPDATE: Major Hedge Fund Index Slumps On Madoff Revelations

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