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オバマ新政権のSEC委員長人事、アクティビスト・ヘッジファンドに追い風か

オバマ氏が次の委員長に指名したシャピロ氏は、投資家の権利を拡大する施策を打ち出す公算が高いと関係筋は見ている。【18日 ダウ・ジョーンズ】
バラク・オバマ次期米大統領は18日、次の米証券取引委員会(SEC)委員長にメアリー・シャピロ(Mary Schapiro)氏を指名した。シャピロ氏が今後どういった方向に舵を切るのか、これまでの経歴から推測することが出来る。シャピロ氏は1988年から1994年までSECの委員を務めていた。SECが株主の立場を強化する方向で規定を変更したのは、リチャード・ブリーデン(Richard Breeden)氏が会長を務めていた時期で、シャピロ氏の支持が決定的な役割を果たしたという。専門家は「10年前、こうした状況の変化が無ければアクティビスト・ヘッジファンドや物言う株主が現われることはなかっただろう」と述べている。なお、ブリーデン氏は現在、アクティビスト・ヘッジファンドのブリーデン・キャピタル(Breeden Capital Management)を運営している。シャピロ氏がSECの委員長に就任すれば、取締役の選出や役員報酬といった問題に関して投資家の影響力が強まる可能性が高い。議会側が法案を起こす場合でも、シャピロ氏の支持を取り付ける必要があるだろう。シャピロ氏はこれまでに、自主規制団体である金融取引業規制機構(FINRA)の会長を務めたほか、1994年から1995年までには商品先物取引委員会(CFTC)の委員長を務めている。CFTCとSECの双方に在籍した経験を持つことで、両委員会の合併が進む可能性があるという見方も出ている。専門家は「シャピロ氏はSECとCFTCの双方で委員を務めた史上初の人物だ。オバマ氏が両委員会の合併を支持する状況下で、CFTC側は抵抗を見せるだろう。しかし、シャピロ氏の経歴によって、合併の障害は幾分か軽減する」と説明している。


Dow Jones
18 Dec 2008 23:07 GMT =
DJ Next SEC Chief Seen As Possible Shareholder Advocate

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