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ヘッジファンドの清算本数、第3四半期は過去最高―ローンチ数上回る

今年第3四半期(7-9月期)におけるヘッジファンドの総清算本数が344本と、四半期ベースで過去最高を記録したことが調査で明らかとなった。【18日 ダウ・ジョーンズ】
米調査会社ヘッジファンド・リサーチ(HFR)は18日、ヘッジファンドの清算本数に関するデータを発表した。1-9月期におけるヘッジファンドの清算本数は693本で、HFRによると、この本数はヘッジファンド全体の6.9%に相当するという。前年同期の清算本数は409本だったことから、今年の同期は70%近く増加したことになる。このペースでいくと、今年の年間清算本数は、過去最高を記録した2005年の848本を上回ることが確実とみられている。昨年の年間清算本数は563本だった。投資家からの償還請求の拡大に加え、運用成績悪化、流動性の低下といった問題が追い討ちをかけ、清算に追い込まれるヘッジファンドが急速に増加している。HFRのケネス・ハインツ社長は「年末、そして来年にかけてまだまだ清算拡大の傾向は続くだろう」とコメントしている。第3四半期の清算本数は344本で、四半期ベースでは過去最大の清算本数だった2006年第4四半期の267本を大幅に上回った。また第3四半期にローンチされたヘッジファンドの本数は117本で、HFRが1996年に調査を開始して以来、初めて清算本数がローンチした本数を上回った。1-9月期でみても、清算本数の693本はローンチ本数の603本を上回っており、このペースが続けば、年間でも清算本数がローンチ本数を上回ることが確実視されている。ハインツ社長は「投資家のリスク許容度は、過去に例がないほど低下している。保有資産をパフォーマンスに関係なく処分し、流動性の高い資産に換えている。そのため、短期の米国債に対する需要が急騰し、歴史的に低い水準の利回りとなっている」と分析する。専門家の間では、向こう2年でヘッジファンドの本数は現在の1万本から5,000本まで減少すると予想する声もある。しかし、ハインツ社長は「その可能性を否定しないが、その根拠となる統計的なデータはない」と疑問を呈した。また、史上最大規模となったメードフの巨額詐欺事件で、メードフと関係を持ったヘッジファンドが、彼の詐欺を見抜けなかったことについて、ヘッジファンドに対し多くの批判が寄せられている。これについて、ハインツ社長は「ヘッジファンド業界に追い討ちをかける事件となった。しかし、メードフ氏自身が直接ヘッジファンドを運営していたとは思えない。それに、ヘッジファンド業界で詐欺が発生するのは比較的稀なことだ」とコメントしている。


Dow Jones
18 Dec 2008 19:54 GMT =
DJ UPDATE: Hedge Fund Closures At Record Level, More On The Way

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