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詐欺事件発覚前にメードフ証券から資金回収した投資家、利益返還を命じられる可能性

巨額詐欺事件の発覚前に資金を引き上げたメードフ証券の投資家は、資金の一部返還を求められる可能性があることが明らかとなった。【19日 ダウ・ジョーンズ】
コロラド州消防警察年金組合は、米ファンド・オブ・ヘッジファンズ(FoHF)運用会社フェアフィールド・グリーンウィッチ(Fairfield Greenwich)に6,000万ドル投資していたが、半年前に資金を引き上げていた。フェアフィールドは運用資産140億ドルのうち、およそ半分をメードフ証券に投資していた運用会社で、今回の詐欺事件において最大級の被害者と言われている。同基金の最高投資責任者(CIO)は19日、メードフ元会長の事件に関して、発覚するまで予想だにせず、資金を引き上げた理由は事件とはまったく関係ないと釈明した。しかし、事件の発覚前に資金を引き上げたとしても、詐欺事件がらみの投資から得た利益だという問題がある。これに関して同CIOは、倒産法により一部返還を求められる可能性があることは十分に認識していると発言している。ほかにフェアフィールド経由でメードフ証券に投資していたのは、米ウィスコンシン州マディソンの文化芸術活動を支援する信託基金SOMCADである。SOMCADはフェアフィールドに投資していた1,800万ドルを今年9月に引き上げている。SOMCADのスポークスマンは、資金返還を要求されてもおかしくないことは認めつつも、「すでにSOMCADは解散しており、活動は停止状態にある」と説明している。米証券投資者保護公社(SIPC)によると、メードフ証券の破産管財人は、6年前までさかのぼって投資家に対して法的措置をとる権限があるという(SIPCは、証券会社が破綻した際に、投資家を保護する目的で米政府の認可の下で設立された機関)。


Dow Jones
19 Dec 2008 19:35 GMT =
DJ Madoff Investors Who Left Before Scandal Have Worries Too

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