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ヘッジファンドの資金償還請求、メードフ詐欺の影響により今後も高い水準で推移

ヘッジファンド業界では、例年、投資家の資金償還シーズンは年末で終わるが、今年はメードフ巨額詐欺事件の影響で来年まで続く見通しだ。【19日 ダウ・ジョーンズ】
関係者によると、500億ドルもの巨額損失が明るみに出たメードフ巨額詐欺事件の報道を嫌気した投資家が、同事件に関与したヘッジファンドから資金を引き上げる方法を模索していることから、資金償還請求は来年も続くという。巨額詐欺事件の舞台となったメードフ証券に投資したフェアフィールド・グリニッチ・グループ(Fairfield Greenwich Group)などのファンド・オブ・ヘッジファンズ(FoHF)や一部の投資家が、今後数ヶ月に資金償還請求を強める可能性がある。トリムタブス・インベストメント・リサーチ(TrimTabs Investment Research)とバークレーヘッジ(BarclayHedge)によると、ヘッジファンドに投資しているファンド・オブ・ヘッジファンズ(FoHF)は、9-11月に1,000億ドル超の資金償還を請求している。相当数のヘッジファンドが毎月、あるいは、四半期ごとに償還を受け付けていることから、12月以降の数ヶ月間の資金償還請求額は拡大する可能性が高い。トリムタブスは、12月と来年1月の資金償還請求額が月次ベースで過去最高の水準になると見ている。ただ、市場にとって明るい材料となるのは、圧倒的多数のヘッジファンドでは、投資家の資金償還を年1回に限定しており、その期日を年末に設定していることだ。このため、毎月、あるいは、四半期ごとの資金償還を認めているヘッジファンドが相当数の請求を受けて保有資産の投売りを余儀なくされたとしても、市場への影響は限定的だ。ダウ平均株価指数が10月に約10%も急落したのは、ヘッジファンドの資金償還に供えた換金売りの影響といわれる。こうしたヘッジファンドがらみの換金売りは、第4四半期(10-12月)に集中しているが峠を越したようだ。これは、11月にヘッジファンド側の償還に備える動きが多少緩和されたことが考えられる。ヘッジファンドは顧客への資金償還に供えた資金を別枠で大量に保有していた。実際、11月のダウ平均株価指数はわずか3.8%の下落となり、12月は横ばいとなっている。


Dow Jones
19 Dec 2008 18:57 GMT =
DJ Madoff Scandal Adds New Wrinkle To Redemption Story

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