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年金基金、メードフ詐欺事件後もヘッジファンドへの投資継続

メードフ巨額詐欺事件や資金償還停止にもかかわらず、大口投資家の年金基金がヘッジファンドへの投資を完全に撤退する兆しはほとんど見られていない。【23日 ダウ・ジョーンズ】
その理由について、年金基金の運用マネージャーは、ヘッジファンド投資には懸念材料があるものの、ヘッジファンドのリターンは、株価指数をかなり上回っていることだと指摘する。ヘッジファンドの今年の運用リターンはマイナス18%超だが、S&P500株価指数のマイナス40%近くに比べ、格段に良好な運用成績だ。また、年金基金の運用マネージャーは、基金の運用で達成すべき目標値を設定している。このため、今はヘッジファンドのリターンがマイナスであっても、将来、大きなリターンを上げる可能性があるヘッジファンドへの投資に頼らざるを得ない状況にある。1ヶ月前、オハイオ州の教職員退職年金基金(School Employees Retirement System)は、ヘッジファンドへの投資を一時停止したが、先週末、同年金の投資運用委員会はヘッジファンドへの投資を再開することを決定している。早ければ来年1-3月期にも再開する見通しだ。コロラド州の消防・警察職員退職年金基金(Fire and Police Pension Association)は、今回のメードフ巨額詐欺事件に巻き込まれた米ファンド・オブ・ヘッジファンズ(FoHF)のフェアフィールド・グリーンウィッチ・グループ(Fairfield Greenwich Group)に、半年前まで、6,000万ドルを投資していた。同年金の担当者は、ヘッジファンドが魔法の投資手法でもなく、市場の下落局面でもプラスリターンを維持する能力など持ち合わせていないことを認識したという。しかし、同事件後も引き続きヘッジファンドへの投資配分を5%で維持する可能性があると示唆している。当面、年金基金はヘッジファンドとの関係を断つような局面には至っていない。むしろ、ヘッジファンドのリターンが株価指数や不動産、プライベート・エクイティに対する投資よりも成績が良いことから、ヘッジファンドのマイナスのリターンを甘受しているようだ。


Dow Jones
23 Dec 2008 16:45 GMT =
DJ Pension Funds Still Committed To Hedge Funds Despite Woes

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