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米プライベート・エクイティ大手TPG、投資家のコミットメント10%削減を容認

米プライベート・エクイティ大手のTPGは、市場の悪化に伴い、投資家に投資枠の10%を削減することを認めた。【23日 ダウ・ジョーンズ】 
TPGは今年の初め、約200億ドルのコミットメント(投資枠)を確保していたが、このうちの10%に相当する20億ドルに対して、投資家が撤回することを容認する構えだ。TPGは、「現在の非常に厳しい環境下において、世界的な市場の下落によって我々の投資家の多くが著しい圧力に晒されている」と説明している。PEファンドとの投資契約において、投資家は資金を直接出資するのではなく、「ファンドが資金を必要とする際に、ファンドに対して一定の金額を送金する」ことを約束する。その際に投資家側が用意する投資枠を「コミットメント」と呼ぶ。これは、米国内での企業買収会社の大手としては初めての試みとなる。米国外では、今月英ペルミラ(Permira)がコミットメントの縮小を容認している。TPGはさらに、全ての投資家に対し年間の管理手数料を10%削減する意向だ。TPGの投資家には、カリフォルニア州職員退職年金基金(カルパース:CalPERS)、GEの年金基金、シンガポール政府などがあり、今回の動きは大型の機関投資家が流動性の問題を抱えていることを示している。巨額レバレッジ・バイアウトの市場は休眠状態となっている。2008年のPE取引額は総額で1,880億ドルとなり、2007年の6,590億ドルから71%減少している。しかしながら、2009年はTPGなどのPEがヘッジファンドに比べて好調なスタートを切るとの見方もある。TPGの共同創業者デビッド・ボンダーマン(David Bonderman)氏は、ヘッジファンドのロックアップ期間が45日などと短いのに比べ、PEは非常に長く資金を確保できる点が強みだと説明している。


Dow Jones
23 Dec 2008 05:00 GMT =
WSJ: TPG Will Let Clients Trim Cash Pledges By Up to 10%

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