トップ >  ヘッジファンド向け投資コンサル代表「今後多くのファンドが消滅する」との見通し



ヘッジファンド向け投資コンサル代表「今後多くのファンドが消滅する」との見通し

米投資コンサルティング会社オフ・ウォールストリート・コンサルティング・グループの創業者、マーク・ロバーツ氏がバロンズの取材に応じた。【27日 バロンズ】
マーク・ロバーツ(Mark Roberts)氏が経営するオフ・ウォールストリート(Off Wall Street Consulting Group)は、ショート戦略を中心とした投資戦略を少数の運用会社に提供している。過去15年では、提供した投資戦略の80%でプラス・リターンを達成している。ショート戦略を専門とするオフ・ウォールストリートは、2008年の数少ない勝ち組だ。バロンズはロバーツ氏に、2008年の同社の業績、ヘッジファンドに関する見解などについて質問した。バロンズ:あなたはヘッジファンドと多くの取引をしていますが、2008年のヘッジファンドの状況はいかがでしたか?ロバーツ氏:ほとんどのヘッジファンドにとっては悲惨な年であったといえるだろう。大部分のヘッジファンドは、ショートに比べロングへの投資配分が大きい。2008年はロング戦略でリターンを上げる余地はほとんどなかったといえるだろう。また、現在ショート専門のファンドは片手で数えられるほどしか存在していない。ショートファンドの大部分はこの数年間のうちに消え去ってしまった。今後、多くのヘッジファンドが消滅するだろう。大手は資産規模を生かして手数料で稼ぐことも出来るが、小規模のヘッジファンドは手数料が少なくそれほど稼げず、また運営費もかさむので厳しいだろう。ほかに見られる変化としては資産配分の見直しだ。多くのヘッジファンドが、クレジットへの投資配分を高めているようだ。また逆張り派は、株式への投資を好機だと見ているだろう。バロンズ:それにしても、2008年はショート戦略にとってはいい1年だったのではないですか。ロバーツ氏:弊社のショート戦略における業績は著しく好調で、年初来パフォーマンスは60%のプラスとなった。しかし残念ながら、弊社はコンサルティング会社であるため、クライアントが好調でなければ我々の調子も上向きにはならない。ロバーツ氏は最後に、今後は景気も回復し、外部の独立系リサーチ会社を活用するヘッジファンがド増加すると見込んでおり、人員の増強を図る予定であると述べた。


Dow Jones
27 Dec 2008 05:06 GMT
Barron's(12/29) A Cool Head Prevails

ヘッジファンド向け投資コンサル代表「今後多くのファンドが消滅する」との見通しに関連する記事

2009年01月の記事一覧です。

年月別ヘッジファンド情報

ノーベル賞学者がHF顧問に

おすすめ:今年のノーベル賞学者がヘッジファンド顧問に 今年のノーベル経済学賞受賞の米NY大学のサージェント教授が、ヘッジファンド運用会社の顧・・・

慎重かつ大胆な不動産投資

おすすめ:慎重に始めて大胆に展開、今や2千万円の現金収入 不動産投資でマンションを1棟買う、となると「目安は最低1億円くらい」と考える方がほと・・・

高学歴化するボクシング世界王者

おすすめ:高学歴化するボクシング世界王者 昨年の大晦日は、NHK紅白歌合戦の裏番組として、ボクシング世界戦中継が2試合放送されて・・・

簡単登録でメルマガ配信。YUCASEE MEDIAメルマガ登録で限定プレゼントへの応募も!

RSS情報 RSS feed


フォローする Twitterでフォローする


他社リリース情報

YUCASEE MEDIA(ゆかしメディア)とは