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ヘッジファンド業界、2008年の総括と2009年の展望(前編)

ヘッジファンド業界にとって、2008年は最悪の1年となり、ヘッジファンド業界の急成長にも終止符が打たれた。【2日 ウォールストリート・ジャーナル】
米調査会社ヘッジファンド・リサーチ(Hedge Fund Research)によると、2008年のヘッジファンドのリターン(11月末時点)はマイナス18%となった。株価指数のS&P500種(配当金を含む)のリターン(マイナス38%)は上回ったものの、多くのファンドが過去10年以上にわたって続けてきたプラスのリターンには遠く及ばなかった。戦略別に見ると、最も主要な戦略である株式ロング・ショート戦略のリターンはマイナス26%となっている。また、新興国市場戦略にいたってはマイナス30%という惨状だ。その中で、リターンがプラスとなった数少ない戦略にはショート・バイアス戦略とグローバル・マクロ戦略がある。ショート・バイアス戦略のリターンはプラス32%で、全戦略中で最高の成績となった。他方、グローバル・マクロ戦略はプラス5%だった。大手ファンドの中では、シタデル・インベストメント・グループ(Citadel Investment Group)とファラロン・キャピタル・マネジメント(Farallon Capital Management)、ハイブリッジ・キャピタル・マネジメント(Highbridge Capital Management)が大きな損失に見舞われた。また、清算に追い込まれたヘッジファンドには、米国の住宅ローン関連証券への投資しで失敗した英ペロトン・パートナーズ(Peloton Partners LP)やオスプライ・マネジメント(Ospraie Management)傘下のコモディティファンド、さらに、シティグループ傘下で株式や債券への投資で打撃を受けたオールド・レーン・パートナーズ(Old Lane Partners)がある。ヘッジファンド・リサーチによると、2008年の年初には約2兆ドルといわれていたヘッジファンド業界の運用資産規模は、現在1.5兆ドル弱にまで減少しているという。2009年も運用資産の縮小が続き、2006年の水準にまで戻る見通しだ。(後編続く)
Dow Jones
02 Jan 2009 02:00 GMT
WSJ(1/2) Year-End Review Of Markets & Finance 2009: For Many Hedge Funds, No Escape

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