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英金融当局FSA、金融株対象の空売り禁止措置を16日で解除―開示義務は継続

英金融当局の金融サービス機構(FSA)は5日、金融株を対象とした空売り禁止措置を1月16日で解除すると発表した。【5日 ウォールストリート・ジャーナル】
またFSAは、金融株の空売りポジションの開示義務に関しては6月30日まで延長することを明らかにした。ただしFSAは、今後必要があれば禁止措置を復活させるとしている。FSAは昨年9月、英金融株が軒並み急落するなかで、空売りが悪影響を及ぼしていると判断し、金融銘柄の空売りを禁止した。FSAの狙いは、空売りを仕掛けた企業の株価下落を狙ったファンドが風説の流布を行う、という可能性を排除することにあった。今回、禁止措置解除を決定したのは、市場環境が導入時期と比べて改善したためとしている。あるヘッジファンドの顧問弁護士は「ヘッジファンドは、今回の空売り禁止措置に対してかつてないほど強い不満を示した。実際、禁止措置はヘッジファンドをスケープゴートにしただけで、需要と供給の法則、そして市場の効率性を阻害する結果となった。今回の解除が大歓迎されている理由はここにある」と語った。米国では、金融当局の証券取引委員会(SEC)が昨年の10月8日に空売り禁止措置を解除した。同措置に対しては、市場を混乱させただけで、金融銘柄の株価下落を食い止める効果はなかったとする批判が相次いでいた。ヘッジファンド側も、空売りに関連する戦略において打撃を受けたため、運用成績の悪化に拍車がかかったと批判している。これらの批判に対してFSAは、マイナス面がなかったわけではないが、深刻なものではないと釈明。また現時点で市場が秩序を取り戻し、金融株にまつわる噂が減ったことが、空売り禁止措置の効果があったことを何よりも立証していると説明した。FSAは今後、金融株における空売りポジションの開示義務に関する規制を明確にすると述べ、空売り禁止措置解除後に施策が効力を発揮するよう企業側と調整する予定だと語った。また空売りに対する長期的な規制に向けて、1ヵ月以内に提言をまとめる予定であることも明らかにした。


Dow Jones
05 Jan 2009 22:51 GMT
WSJ(1/6) UK Plans To End Ban On Shorting

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