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英ヘッジファンドのRWCピルグリム、流動性低い資産をサイドポケットへ移転

英ヘッジファンドのRWCピルグリムは、投資家からの償還に備えてサイドポケットを設置する意向を示した。【5日 ダウ・ジョーンズ】
英RWCピルグリム・ファンド(RWC Pilgrim Fund)は5日、サイドポケットと呼ばれる口座を外部に設置し、ファンドが保有する資産のうち流動性の低いものを移すことを明らかにした。サイドポケットは、流動性の低い資産をファンド本体から分離するための別口座のことを指す。サイドポケットに入れられた資産は、投資家からの償還請求に応じる必要が無くなる。これにより、ファンドの投資家は持分全額の返金を求めることができない状態となる。RWCピルグリムはこの判断について「償還を希望する投資家と、ファンドに残留する投資家の利益を公正な方法で調整するため」と述べている。ヘッジファンドやファンド・オブ・ヘッジファンズ(FoHF)業界全体は2008年、運用成績の悪化と大規模な償還請求に見舞われた。2008年の年初には2兆ドルあった業界の資産総額は、昨年10月末までに1.56兆ドルに縮小したと見られている。この流れに対抗するべく、多数のファンドが償還の停止や制限を行っている。償還請求に応じて資産の投売りをすれば運用成績が更に悪化し、償還請求に一段と拍車をかけるという事態に陥るため、これを避けるのが狙いだ。投資家によるヘッジファンドからの資金引き上げは、なおも高い水準で続いている。昨年12月には、英FoHFのオーパス・クレジット・ファンド(Opus Credit Fund)とアルテッジ・キャピタル(Altedge Capital)が、解約する投資家に現金で全額を支払うのではなく、投資先ファンドの持分を引き渡すという措置をとっている。


Dow Jones
05 Jan 2009 15:17 GMT =
DJ RWC Pilgrim Fund Sets Side Pocket For Illiquid Assets

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