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米著名ヘッジファンドのポールソンから敏腕ファンド・マネージャーが退社

金融危機の中でも高いリターンを上げている米ヘッジファンドのポールソンから、敏腕として知られるファンド・マネージャー、ペレグリーニ氏が昨年末付けで退社したことが判明した。【5日 ウォールストリート・ジャーナル】
パオロ・ペレグリーニ(Paolo Pellegrini)氏は、著名投資家ジョン・ポールソン氏率いる運用会社ポールソン(Paulson & Co.)が、2007年にサブプライム・ローンに対する空売りで約150億ドルの利益を上げた際に、大きな役割を果たしたことで知られている。同社の資産規模は現在、360億ドルに達している。投資戦略を主導したのはポールソン氏だったが、ペレグリーニ氏などのスタッフは、最もリスクの高い住宅ローン担保証券の銘柄選びに貢献した。ペレグリーニ氏は、住宅市場の安定化政策が実施されてもサブプライム市場に莫大な損失をもたらすことを示すデータを収集し、関連証券のショート戦略に賭けた。当時、これは他の投資家から嘲笑される可能性のある投資戦略だった。ペレグリーニ氏はデリバティブ取引に携わった後、2004年にポールソンに入社。2007年前半に住宅市場が下落基調に入ると、ポールソン氏と共にサブプライム・ローンを対象とするCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)を使って巨額のリターンを上げた。銀行出身のペレグリーニ氏はイタリア生まれ。ポールソン氏とともに、同社傘下のクレジット・ファンド2本のポートフォリオ・マネージャーを務めていた。退社後、同氏は自身のヘッジファンドをローンチすると見られている。関係筋によると、今回の同氏の退社は円満なものだという。ポールソンにとって、ペレグリーニ氏の退社が痛手であるのは間違いない。しかし、同社には優秀なシニア・アナリストで構成されるチームがあるほか、過去1年間において投資チームから他の退職者は出ていないという。同社傘下のクレジット・ファンド2本は、昨年12月中旬時点での年初来リターンがプラス15%。その他の傘下ファンドにおいても、同期間でいずれも7-38%のプラス・リターンを上げている。ここ数週間、ポールソン氏は、リスクの低いMBS(住宅ローン担保証券)を買い進める動きに転じており、債権市場の反発から利益を得ている。


Dow Jones
05 Jan 2009 05:00 GMT
WSJ(1/5) Pellegrini To Leave Paulson & Co. To Start Own Fund

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