トップ >  コモディティ市場の反発に目を光らせるヘッジファンド(前編)



コモディティ市場の反発に目を光らせるヘッジファンド(前編)

ここ数ヶ月、コモディティ市場において、ヘッジファンドが再び投資機会をうかがう動きをみせていることが明らかとなった。【6日 ダウ・ジョーンズ】
コモディティを専門とするヘッジファンドによると、商品先物取引は透明性が高く、現金化も容易なため、不透明で流動性の低い資産で苦しんだ投資家にとっては魅力的に移るはずだと分析している。昨年、商品相場が驚異的な値動きを見せたなか、マネージド・フューチャーズ戦略を専門とするヘッジファンドなどがプラス・リターンを上げた。原油デリバティブ専門の英ヘッジファンド、ブルーゴールド・キャピタル(BlueGold Capital Management、運用資産額11億ドル)は昨年、リターンが209%に達した。ブルーゴールドは2月1日から新規募集を再開する予定だという。オランダの商品専門商社トラフィギュラ・グループ(Trafigura Group、資産規模6億ドル)傘下の資産運用会社ガリーナ・アセット(Galena Asset Management)は現在、エネルギー関係に特化したファンドのローンチを準備しているという。同社は、金属専門のファンドが昨年およそプラス22%のリターンを上げた。また、ポール・トーラジ氏率いる商品専門会社トーラジ・キャピタル(Touradji Capital Management、運用資産35億ドル)は、事業展開の拡大の一環として、新たにグローバル・マクロ戦略のファンドをローンチする予定だという。同社の商品専門の旗艦ファンドは昨年、13%のプラス・リターンを上げている。年金基金を始めとする機関投資家も相場に連動したインデックスを通じて商品に投資していたが、商品相場の急落とともに巨額の損失を被った。本来、コモディティは株式市場との相関性が低いとされているが、昨年はどちらも急落してしまった。その反動で商品相場において、ここ最近、投資機会が増していると専門家はみている。商品専門の米ヘッジファンド、コール・パートナーズ(Cole Partners Asset Management)のブラッドコール社長は「昨年、商品相場が急落し、ほとんどの投資家は投資機会がなくなったと判断して市場から引き揚げたが、その判断が正しいとは必ずしもいえない」と指摘。コール・パートナーズは新規の商品ファンドにおいて、すでに5億ドルの資金を調達したという。「この3ヶ月、当社のファンド・オブ・ファンズ(FoF)に組み込まれることを希望するファンドから、問い合わせが劇的に増加している」と同社長は明らかにしている。
(後編に続く)


Dow Jones
06 Jan 2009 21:02 GMT =
DJ Commodities Down, Hedge Funds Not Out As Market Looks To '09

コモディティ市場の反発に目を光らせるヘッジファンド(前編)に関連する記事

2009年01月の記事一覧です。

年月別ヘッジファンド情報

慎重かつ大胆な不動産投資

おすすめ:慎重に始めて大胆に展開、今や2千万円の現金収入 不動産投資でマンションを1棟買う、となると「目安は最低1億円くらい」と考える方がほと・・・

ノーベル賞学者がHF顧問に

おすすめ:今年のノーベル賞学者がヘッジファンド顧問に 今年のノーベル経済学賞受賞の米NY大学のサージェント教授が、ヘッジファンド運用会社の顧・・・

西麻布年収1億円社長宅の「家政婦のミタ」さん

おすすめ:西麻布年収1億円社長宅の「家政婦のミタ」さん TV史上に残る大ヒットとなった日本テレビ系連続ドラマ「家政婦のミタ」。ドラマの中でスー・・・

簡単登録でメルマガ配信。YUCASEE MEDIAメルマガ登録で限定プレゼントへの応募も!

RSS情報 RSS feed


フォローする Twitterでフォローする


他社リリース情報

YUCASEE MEDIA(ゆかしメディア)とは