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コモディティ市場の反発に目を光らせるヘッジファンド(後編)

ヘッジファンドとは異なり、安定したリターンを求める投資家にとっては、コモディティ市場が決して安全な投資先だとはいえない。【6日 ダウ・ジョーンズ】
(前編)
昨年、ダウ・ジョーンズAIGコモディティ・インデックスは37%下落した。指数を構成する原油や銀、砂糖などが、軒並み数十パーセント急落したためだ。ヘッジファンドなど投資家が資金調達難に陥り、リスク回避のため運用資金を引き上げたことで、昨年は主要先物取引の売買枚数が20%以上減少した。専門家は「昨年の商品相場は過去最悪といえる水準であった。7月を境に、上昇基調から下落基調に急激に変わっただけでなく、相場の乱高下も激しかった。そのため、あらゆる市場参加者にとって、厳しい相場であったといえるだろう」と分析する。その影響で、例えば米ヘッジファンド運用会社オスプライ(Ospraie Management)は、保有していた資源関連銘柄の株価が急落したため、現在旗艦ファンドの清算に着手している。また、著名ヘッジファンド・マネージャー、ケネス・グリフィン氏率いるシタデル・インベストメント(Citadel Investment Group)も昨年末、運用規模を大幅に縮小した。シタデルは、原油及び天然ガスへの投資は継続しているという。シタデルの主要ファンドは昨年、約53%のマイナス・リターンを記録し、償還停止に追い込まれた。しかし、モルガン・スタンレーの商品アナリストは最近のレポートで「償還対応に伴う資産の売却とレバレッジの解消が峠を越えた兆しがみえる」と指摘している。バークレーヘッジの速報値によると、マネージド・フューチャーズ戦略は昨年、14%近いプラス・リターンを上げた。中でも好リターンを上げたのは、ブルークレスト(BlueCrest Capital Management)傘下の「BlueTrend fund」で、2008年の年間パフォーマンスはプラス43%に達した。またマン・グループ傘下の「AHL Diversified fund」はプラス20%、ウィントン・キャピタルの「Winton Futures Fund」はプラス22%だという。専門家は「昨年の償還制限を教訓とし、投資家が投資先の透明性と流動性の高さを重視するようになっている。その意味で、マネージド・フューチャーズ戦略はうってつけの投資先といえるだろう」と分析している。


Dow Jones
06 Jan 2009 21:02 GMT =
DJ Commodities Down, Hedge Funds Not Out As Market Looks To '09

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