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ポールソンなど一部のヘッジファンド、2008年も運用成績は好調(後編)

運用資産360億ドルのポールソン(Paulson & Co.)は、2008年は傘下のすべてのヘッジファンドがプラスのリターンとなった。【8日 ダウ・ジョーンズ】

(前編)
例えば、傘下の「Paulson Advantage Plus Fund」は企業の業務再編やM&A(企業の買収・合併)を利用するイベント・ドリブン戦略を軸に、金融銘柄をショートする戦略も展開し、2008年はプラス38%のリターンを上げている。また、「Paulson Credit Opportunities I Fund」も2008年のリターンはプラス19%だった。同ファンドは、2007年はサブプライムローン関連証券に対するショート戦略が寄与してプラス590%という驚異的な数字を記録している。HSBCのヘッジファンド調査によると、ブレバン・ハワード(Brevan Howard)の旗艦ファンド(運用資産150億ドル)も、2008年12月12日時点の年間リターンはプラス21%だった。この旗艦ファンドはブレバンを率いるアラン・ハワード(Alan Howard)氏が運用しているグローバル・マクロ戦略ファンドだ。マクロ経済分析に基づいて幅広い証券に投資したことが功を奏し、2003年3月のローンチ以来のリターンはプラス15%となった。運用資産60億ドルのカクストン・アソーシエーツ(Caxton Associates)もブレバンと同様、グローバル・マクロ戦略のファンドだ。HSBCの調査によると、12月22日時点での年間リターンはプラス13%となっている。このほか、運用資産38億ドルのホースマン・グローバル・ファンド(Horseman Global Fund)では、2001年初めにローンチした株式ロング・ショート戦略のファンドの12月17日時点の年間リターンがプラス32%となり、ファンド設立以来のリターンはプラス15%超となっている。2008年は年後半にコモディティ価格が急落し、コモディティ戦略ファンドは大打撃を受けた。しかし、運用資産35億ドルを誇るコモディティ戦略ファンドのトーラジ・キャピタル・マネジメント(Touradji Capital Management)では、旗艦ファンド「Global Resources Fund」の年間リターンがプラス13%となった。トーラジは2008年の前半時点ではリターンがマイナスとなっていたが、同3月にコモディティ価格は実需によらない投機買いで押し上げられていると警告、ディレクショナル戦略に基づく一方的なコモディティ投資を控えたのが幸いした。


Dow Jones
08 Jan 2009 23:15 GMT =
DJ Despite Tough 2008, Some Hedge Fund Managers Performed Well

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