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ヘッジファンド運用者の復活は是か非か―元ペロトンのマネージャーが再出発

破たんしたヘッジファンドのマネージャーが新たなファンドを設立して再出発を図ろうとしているが、この動きを批判する向きもある。【12日 ダウ・ジョーンズ】
新たに米ヘッジファンド運用会社グラント・キャピタル・パートナーズ(Grant Capital Partners)を創設したジェフ・グラント(Geoff Grant)氏は、これまでに約1億ドルの資金を投資家から集めた。グラント氏は、米ヘッジファンドのペロトン・パートナーズ(Peloton Partners)で共同創業者を務めていた人物だ。ペロトンは2008年2月に住宅ローン関連証券への過剰なレバレッジ投資が裏目に出て破たんした運用会社だ。同氏は投資家から再出発のチャンスを与えられたことになる。新ファンドの投資家は、同氏が過去の失敗の教訓を活かす可能性に期待しているといえる。しかし、これは危険なことだと、「Heard on the Street」のコラムニストであるニクソン(Simon Nixon)氏は言う。ニクソン氏は、失敗したファンド・マネージャーにチャンスを与えることは、他のマネージャーに対して「もう少し強くバットを振ったり、もう少し冒険したり、もう少しリスクを増やしても大丈夫だ。失敗しても、もう一度最初からやり直せばいい」というメッセージを送ることになると指摘している。これは、ヘッジファンド業界に対して良からぬメッセージを送ることになるとニクソン氏は述べる。米調査会社ヘッジファンド・リサーチ(Hedge Fund Research)によると、ヘッジファンド業界は2008年、投資家の資産を保護するどころか、平均でマイナス18%のリターンを計上している。さらに現状では、運用が好調ならばファンド・マネージャーが20%の成功報酬を受け取る一方で、運用が悪化した場合の損失は全て投資家が被ることになっている。思慮を欠いたリスクの高い投資から資産を守る唯一の方法は、投資に失敗すれば2度とチャンスはない、とファンド・マネージャーに脅しをかけることだ。さもなければ、投資家は痛い目を見ることになるだろう、とニクソン氏は釘を刺している。


Dow Jones
12 Jan 2009 12:21 GMT =
DJ HEARD ON THE STREET:Hedge Fund Failures Don't Deserve Second Chance

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