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訴訟費用融資が投資対象のヘッジファンドが英国でローンチ―金融危機で訴訟が急増

金融危機の影響で企業がらみの訴訟が増える中、訴訟費用を投資対象としたヘッジファンドが新たにローンチされることが明らかとなった。【14日 ダウ・ジョーンズ】
訴訟保険仲介会社ILFリミテッド(ILF Limited)と投資顧問会社IGSグループ(IGS Group)は14日、企業の訴訟案件を投資対象とした新ファンド「Independent Litigation Funding(ILF)」をローンチすると発表した。このファンドは、破産管財人の管理下にある会社など訴訟費用を全額負担できない企業に対して融資を行なう。年内に最大で8回の資金調達を行う予定。初回の資金調達は数週間後に行われ、2,000万ポンドほどの資金を確保するとしている。リーマン・ブラザーズを始めとする大手金融機関の破綻が相次ぐ中、投資家は巨額の損失を被っている。多くの案件で投資先の証券などの所有権を立証することが重要となっているが、容易ではないケースが多い。金融危機の影響による企業の破綻が増えるとともに、今後、訴訟が大幅に増えると予想されている。ILFは、損失に対して全額保険のかけられた中規模の訴訟に融資を行う。原告に対して無利子で費用を貸し付け、勝訴した際に事前に合意していた取り分を受け取る仕組みだという。投資家は、ILFに対して管理手数料1.5%と、利益のうち25%を成功報酬として支払う。当初のロックアップ期間は1年間。ファンドの投資期間は3年間の予定で、期間終了時に投資家は利益を全額受け取るが、別のファンドに再投資する選択肢も用意される。なお、ゲート条項により、償還は運用資金の20%に制限されるという。欧米では、訴訟を投資対象とするのは珍しくはないが、今後、企業がらみの訴訟が増加するのにあわせて、この種のファンドも増えるとみられている。


Dow Jones
14 Jan 2009 13:01 GMT =
DJ Hedge Fund Targets UK Lawsuits As Latest Strategy Takes Off

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