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ヘッジファンド、1月のパフォーマンスはマイナスに(Part2)

(Part1の続き)不安定な株式市場のなかで、ヘネシー・ロング/ショート・エクイティー・インデックスは、1月2.79%のマイナス。2007年からの勝ち組だった株式は、1月に最も下落し、昨年プラスのパフォーマンスだったファンドが、1月には大きく下落しマイナスのリターンとなった。
ヘネシー・グループの共同経営者、チャールズ・グラダンテ氏の話では「ここ数ヶ月、ヘッジファンドの多くは、米国株式に対して比較的ネガティブな見方をしていた。また、経済成長の鈍化によって最高水準の収益成長率が弱まる一方、コモディティ価格の高騰が多くの産業にとって無視できない問題をもたらしたように、運用コストの圧力によって史上最高水準の利益率が減少することになった。ここ数ヶ月の間に殆どのファンドにおいて純エクスポージャーが最低10%は減少した」とのことだ。ヘネシー・アービトラージ/イベントドリブン・インデックスは、1月1.04%のマイナス。クレジット・ストラテジーが再び弱かったことにより、ヘネシー・ディストレスト・インデックスは2.45%の下落だった。デフォルト率増加の兆候が現れ、流動性が低迷していることから、メリルリンチ・ハイイールド・インデックスの米国債に対するスプレッドは、5.4%から5.8%に拡大した。ハイイールド債のデフォルト率は、今年末には4%まで上昇するとの見方が大勢だ。ヘネシー・コンバーティブル・アービトラージ・インデックスは、、高水準にある株式インプライド・ボラティリティから利益を得て0.58%上昇した。株式市場の混乱と、レバレッジド・バイアウト向けの資金調達が困難になったことを理由に、マージャー・アービトラージのスプレッドは拡大し、ヘネシー・マージャー・アービトラージ・インデックスは、0.74%マイナスとなった。グラダンテ氏は、「マクロ・ファンドは、イールドカーブがスティープ化するだろうと予測し、2年物米国債のロングポジションを保有する一方、ショートポジションに10年物米国債を加えた。こうした状況は、スタグフレーションが現実的脅威となるという見方を反映したもので、ファンド・マネーシャーは、農産物とりわけ砂糖をロングする一方で、供給が需要を上回ったことから石油と金をショートしている」と語った。ヘネシー・グローバル・マクロ・インデックスは、2.92%の下落。欧州とアジアで株価が下落したため、国際株式ファンドは、米国株式ファンドにより低いパフォーマンスとなった。ヘネシー・インターナショナル・インデックスは、今月3.24%の下落。しかし、マクロ・ファンドは良好なパフォーマンスを示し、ヘネシー・マクロ・インデックスは、1.35%上昇した。



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