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ヘッジファンド育成支援プログラムに閉鎖・縮小の波

米国の老舗運用会社MFSインベストメントは、昨年9月に開始した新規のヘッジファンド育成支援プログラムについて、閉鎖を決定した。新規ヘッジファンドの運用成績が不調だったことが原因としている。
市場のボラティリティが高まる中でも、大手や著名のヘッジファンドの運用成績は堅調に推移しているが、その一方で、新規に立ち上げられたヘッジファンドのパフォーマンスでは不調が目立つ。MFSだけでなく、投資銀行のジェフリーズ・グループも、自社のヘッジファンド育成支援プログラムについて、20%の規模縮小を行うとしている。同プログラムは、10−12月期で1400万ドルの損失を計上していた。

ヘッジファンド育成支援プログラムは、起業にかかる初期費用や職員の給与をヘッジファンド・マネージャーに与えて、その代わりにファンドに支払われる報酬の一部を受け取るという仕組み。

MFSは去年9月、オルタナティブ投資専門の投資会社フォー・ピラーズを設立し、ヘッジファンド育成支援プログラムを開始した。しかし、同プログラムの閉鎖が決まったことで、今後は別の手段で顧客にオルタナティブ投資を提案するとしている。

ファンド育成プログラムは、運用会社の世界でここ数年人気の高いビジネスだったが、投資家が、小規模ファンドよりも大規模なファンドや著名ファンドに資金を投資するようになったことで、新規ファンドの資金集めは厳しい局面に立たされている。



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