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米ヘッジファンドのポールソン、香港の金融グループ設立の新ファンドで運用を担当

香港の新鴻基金融グループ(SHKF)は16日、経営不振の金融機関に投資するファンドをローンチし、運用を米ヘッジファンドのポールソンに委託すると発表した。
香港のノンバンク大手SHKF(Sun Hung Kai Financial)の資産運用部門SHKファンド・マネジメント(SHK Fund Management)は、資産価値が下落している世界各国の金融機関を投資対象とした新ファンド「Recovery Fund」をローンチすると発表した。また、ファンドの運用会社として、金融危機の「勝ち組」ファンドとして世界的に名高い、米ヘッジファンド大手のポールソン(Paulson & Co.)に委託することを明らかにした。2008年に世界の株式市場が大幅な下落を見せる中、金融株はとりわけ大きな打撃をうけた。しかし、その結果、長期的な投資戦略の観点からみると、金融機関に対してかつてないほど魅力的な投資機会が到来しているとSHKFはみている。SHKファンド・マネジメント(SHKFM)は、特に資金不足に陥っている銀行及び金融機関に注目しているという。当局への届け出によると、2008年の下半期には、世界の大手金融機関に対しておよそ600億ドルが投資されたが、同期間において資産価値は平均25%あまり下落した。しかし、SHKFMの幹部Rizal Wijono氏は、2008年の年末にかけて市場が徐々に落ち着きを取り戻し、投資家が市場に戻ってきていると指摘。今こそ、金融セクターを対象にディストレスト戦略で投資する絶好の投資機会だと主張している。Wijono氏は「金融関連への投資でリターンを実現するために重要なポイントとなるのは、対象銘柄の選別とタイミングだ。すでに金融関連には大規模な投資が行なわれているが、タイミングが早すぎた。多くの大手金融機関は依然として、評価損、貸し倒れ損失、資本増強に伴う株式の希薄化、そして収益の悪化に苦しんでいる。しかし、一部においては空前の投資機会が見られるため、慎重かつ長期的な投資戦略を効率よく実践すれば、今後数年の間に堅調なリターンを上げることができるだろう」と語っている。

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