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多数の著名ヘッジファンド・マネージャー、オバマ大統領就任式典に寄金

バラク・オバマ新大統領の就任式典が20日、首都ワシントンで行われたが、大統領就任式実行委員会(PIC)への寄付金名簿に数多くの著名ヘッジファンド・マネージャーが名前を連ねた。
PICは式典費用を捻出するために歴代の大統領が設立している。今回のオバマ大統領の場合、企業やロビー団体などからの寄付は受け付けず、個人に限定して一人当たり5万ドルを限度に寄付金を受け付けている。PICは、ウェブ上で寄付者の名前と金額を公表しているが、大物ヘッジファンド・マネージャーとしては、ソロス・ファンド・マネジメント(Soros Fund Management)を率いる著名な投資家、ジョージ・ソロス氏が5万ドル、同氏の家族4人を含めると25万ドルを寄付している。このほか、ニューヨークに本社を構える世界最大級のヘッジファンド、D.E.ショウの代表デービッド・ショウ氏も5万ドルだ。さらには、ヘッジファンド関連ニュースサイトのFINオルタナティブズは、米グローブナー・キャピタル・マネジメント(Grosvenor Capital Management)のスティーブン・マルキン(Stephen Malkin)氏とマイケル・サックス(Michael Sacks)夫妻、米パロマ・パートナーズ(Paloma Partners)のドナルド・サスマン(Donald Sussman)CEO(最高経営責任者)、米オークツリー・キャピタル・マネジメント(Oaktree Capital Management)のハワード・マークス(Howard Marks)会長もいずれも限度額いっぱいの5万ドルを寄付していると報じている。また、今回の寄付金名簿には名前は載っていないが、オバマ氏を大統領選当時から資金面で支援してきたヘッジファンド・マネージャーには、米チューダー・インベストメント(Tudor Investment)の創業者ポール・チューダー・ジョーンズ(Paul Tudor Jones)氏やイートン・キャピタル・マネジメント(Eton Capital Management)のエリック・ミンディック(Eric Mindich)氏がいる。政治献金の監視団体CRP(Centre for Responsive Politics)によると、PICはこれまでに2,700万ドルの寄付金を集め、そのうち、ウォール街関係者が118人(360万ドル)で最も多く、次いで法曹関係者の250万ドル、芸能関係の170万ドルとなっている。ただ、一部の地元紙の報道では、PICはすでに約4,500万ドルの寄付金を集めているとし、その大半は式典後に各地で開かれる就任披露パーティーや式典会場周辺でのテレビモニターの設置費用などに使われる。また、PICのほかに、大統領就任式典には、連邦政府や首都ワシントン、バージニアとメリーランドの周辺2州も式典関連費用を支出するため、合計では1.6億ドルに達すると見られている。安全対策費だけで1億ドルの費用を要しており、2005年のブッシュ前大統領のときの1億1,550万ドルを上回る過去最高の規模となっている。

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