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元ムーア・キャピタルのトレーダー、運用資産25億ドルのヘッジファンドを設立

ムーア・キャピタルのベテラン・トレーダーが独立し、ロンドンで新たにヘッジファンド運用会社を設立する。運用資産は25億ドルで、おそらく今年最大規模のファンド設立の1つになるとフィナンシャル・タイムズは報じている。
ムーア・キャピタルは、著名ファンド・マネージャー、ルイス・ベーコン氏が設立したヘッジファンド運用会社で運用資産は150億ドル。ベーコン氏は、日本株のバブル崩壊とクウェート侵攻の予想を的中させたことで名声と富を手にした投資家として知られる。

運用会社を設立するのは、「ムーア・クレジット・ファンド」でトレーダーを担当するトム・レスリー氏。会社の設立時期は第2四半期を予定している。ムーア・キャピタルはレスリー氏の新会社、ジェームズ・ケアード・アセット・マネジメントに出資する予定。

新ファンド設立は、かつては投資銀行が支援するのが一般的だったが、現在は、大手ヘッジファンド運用会社が自社の従業員の独立を支援し、ファンドへの出資を行うケースが増えている。

自社の元従業員のファンドに出資することで、互いに共生関係を構築するのが、大手ファンドの狙いの1つといわれている。また、新規の小規模ファンドでは、運用資金を調達するのが困難になっていることも要因の1つとされている。

フィナンシャル・タイムズの取材によると、ムーア・キャピタルでのレスリー氏の運用は、ローリスクでありながらリターンを着実に確保するもので、低ボラティリティでありながら年平均15%以上のリターンを上げているという。

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