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米最大の公的年金基金カルパース、新CIOにワシントン州投資委員会のディア氏を選任

米国最大の公的年金基金、カリフォルニア州職員退職年金基金(カルパース)は、新たな最高投資責任者(CIO)を選任した。【21日 ウォールストリート・ジャーナル】
カルパースは、新CIOにワシントン州投資委員会(WSIB:運用資産750億ドル)の幹部、ジョセフ・ディア(Joseph A. Dear)氏を任命した。ディア氏は、3月よりカルパースのCIOを務める予定。カルパースは、前CIOのラッセル・リード氏が6月に退職して以来、アン・スタウスボール氏を暫定CIOに任命していた。なお、スタウスボール氏は12月に最高経営責任者(CEO)に就任している。57歳のディア氏は、20年以上政府機関の運営に携わってきた経歴をもつが、カルパースが同氏をCIOに任命したことに対しては、さまざまな憶測が飛んでいる。ディア氏は、投資マネージャーとしてよりも管理職での経験が長く、大規模な年金基金の投資マネージャーとしては異色の経歴の持ち主だからだ。これまでのカルパースのCIOは、投資パートナーの選出や投資対象の問題を巡って理事会とたびたび衝突していた。そのため、今回のディア氏の起用を、カルパースが理事会と投資チームのスタッフとの関係を最優先させたとみる向きもある。ディア氏のカルパースにおける報酬は、年俸42.5万ドルのほか、業績に応じて最大年俸の75%がボーナスとして支給されるという。2002年よりWSIBの運営に当たっているディア氏は現在、機関投資家評議会(CII)の会長職も兼任している。過去には、ワシントン州知事の主任スタッフや米労働省の次官補を務めた経歴がある。前CIOのリード氏は、ディア氏のことを非常に思慮深い人物だと賞賛。その上でリード氏は、ディア氏に対して、実際の投資活動においては、投資チームのスタッフの意見を尊重したほうがいいだろうと助言。また、スタッフの数を含めてカルパースの投資規模の大きさを十分に理解することが大切だとつけ加えた。金融危機の影響で、2007年10月時点のピーク時には2,600億ドルあったカルパースの運用資産は、30%相当の800億ドルが減少している。


Dow Jones
21 Jan 2009 20:49 GMT =
WSJ UPDATE: Calpers Names Joe Dear Chief Investment Officer

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