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米ナイト・キャピタル、傘下運用会社ディープヘイブンのヘッジファンド部門を売却

米証券仲介ナイト・キャピタルは27日、傘下の資産運用会社ディープヘイブンのヘッジファンド部門を、別の運用会社に売却することで合意した。【27日 ダウ・ジョーンズ】
ナイト・キャピタル・グループ(Knight Capital Group)は、傘下の資産運用会社ディープヘイブン・キャピタル・マネジメント(Deephaven Capital Management)のヘッジファンド部門の大部分を、マルチストラテジー戦略専門の米ヘッジファンド運用会社スターク・インベストメンツ(Stark Investments:運用資産100億ドル)に売却することが明らかとなった。ディープヘイブンは2008年10月、旗艦ファンド「Global Multi-Strategy Fund」(運用資産16億ドル)において、投資家からの償還請求が運用資産の30%に達したため、償還停止の措置をとっている。今後、運用資産の減少に苦しんでいるヘッジファンドが、今回と類似の措置をとるケースが増えるとみられている。スタークの共同創業者、マイク・ロス氏は声明の中で「今回の買収は、当社及びディープヘイブンの投資家の双方にとって有益なものとなるだろう。当社はこれまで、こうした状況に備えて経営体制を整えてきた。今後も当社の経営戦略及び組織の強化につながる機会があれば前向きに検討する所存だ」と語っている。スタークは、買収契約が終結した時にディープヘイブンに対して730万ドルを支払うことで合意している。「Global Multi-Strategy Fund」の投資家は、資金返還、またはスタークによる運用継続を選択できるという。ディープヘイブンは、「Global Multi-Strategy Fund」の今後2年間におけるパフォーマンスが好調に推移し、また投資家が残留する割合が高ければ、スタークから最大で3,730万ドルを得ることが出来るという。ただし、そのうち51%はナイト・キャピタルが受け取ることになっている。JPモルガンのアナリストは、今回の売却に関して「相場が底値のときに資産を投げ売りしたという結果になるかもしれないが、ナイト・キャピタルがヘッジファンド事業から撤退することは賢明な選択だといえるだろう。ナイト・キャピタルにとって、ディープヘイブンは主力部門ではなく、収益の面でも広報の面でも重荷となっていた」と分析している。


Dow Jones
27 Jan 2009 20:11 GMT =
DJ UPDATE: Knight Capital Sells Deephaven Hedge-Fund Business



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