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新興国ヘッジファンドはロンドンを選ぶ―米国を抜き最も人気ある市場に

新興国市場での運用に特化したヘッジファンドは、世界に950本近くある。そのうちの31%がロンドンに拠点を置いていることが、最近の調査で明らかになった。アメリカの27%を抜いてトップになったという。
シカゴの調査会社ヘッジファンド・リサーチによると、新興国ヘッジファンドの31%がロンドンに拠点を置いており、ヘッジファンド大国のアメリカを抜いた。ロンドンに人気がある理由として、時間帯の点で有利なことや、成熟した国際市場があることが魅力になっているという。

その他に新興国ヘッジファンドが多い地域としては、香港が6%、オーストラリアが5%となっている。伝統的には、香港やシンガポール、ブラジルなどに拠点が多かったが、現在では上海、アルゼンチン、チリなどにも拠点を持つファンドがあるという。新興国ヘッジファンドの総運用額は1100億ドルで、昨年は新たに90億ドルの資金が流入した。

ヘッジファンド業界全体でいえば、運用規模で業界トップ10に入るファンドのうち8本は今もアメリカに拠点を置く。新興国ヘッジファンドに絞った場合、ロンドン、ニューヨーク、いずれにも規模の大きいファンドが拠点を置いている。例えばロンドンには、GLGパートナーズの「GLG Emerging Markets Fund」や、スローン・ロビンソンの「Emerging and Asia Fund」などがある。いずれも運用資産は50億ドルに達している。

一方、ニューヨークには、旧ソ連諸国・東欧専門のファイアバード・マネジメントが運用する資産38億ドルの大型ヘッジファンドが拠点を置く。アジア投資で2億ドルを運用するヘッジファンド、テイブロンのマーク・フレミング氏は「ロンドンに拠点を置く最大の利点は、世界の情報をより幅広く得るのに適している点だ」と述べている。



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