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米レッグ・メイソン4期連続最終赤字、ファンド・オブ・ヘッジファンズ部門の低迷が響く

米資産運用大手レッグ・メイソンが28日に発表した2008年10-12月期(第3四半期)決算は、純損益が15億ドルの赤字となった。【29日 ウォールストリート・ジャーナル】
レッグ・メイソン(Legg Mason)の第3四半期は、四半期ベースで過去最大の赤字幅を記録したほか、4四半期連続の赤字となった。レッグ・メイソンの富裕層向け資産運用事業の中核を担うのは、ファンド・オブ・ヘッジファンズ(FoHF)運用会社のパーマル・グループ(Permal Group)と、ベテラン・ファンド・マネージャーのブルース・シャーマン(Bruce Sherman)氏率いるプライベート・キャピタル・マネジメント。FoHF運用会社パーマルは第3四半期に運用資産が35%減少し、プライベート・キャピタル・マネジメントの運用資産は、2005年時点の300億ドル超から30億ドルに激減した。そのため、レッグ・メイソンは、両社に関するのれんの減損処理を行って12億ドルの損失を計上した。レッグ・メイソンの純損益は第3四半期、14.9億ドル(1株当たり10.55ドル)の赤字となり、収益は40%近く減少した。前年同期では1.55億ドル(同1.07ドル)の黒字だった。また、投資家による資金流出は、ウォールストリート・ジャーナルのアナリスト予想を大幅に上回り、同社の総運用資産は、第3四半期に17%減少し、年末時点で6,980億ドルとなった。レッグ・メイソン株の28日の終値は、前日比1.42ドル安(マイナス7.3%)の18.02ドルだった。同社の株価は、1年間で70%超下落している。大手格付け会社のムーディーズとスタンダード&プアーズは28日時点で、レッグ・メイソンの格付けを据え置いている。レッグ・メイソンは2009年に、およそ140本ある傘下ファンドの20%を清算または統合する予定。同社は具体的にどのファンドを清算するのかは明らかにしなかったが、運用規模は縮小するとみられている。同社には、年末時点で運用資産が1億ドル以下のファンドが35本ある。


29 Jan 2009 00:11 GMT
WSJ(1/29) Legg Mason Posts Record 3Q Loss



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