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米著名投資家アックマン氏のヘッジファンド、08年は小売株の大幅損失を金融株で相殺

米アクティビスト投資家として知られるビル・アックマン氏は2008年、小売株で被った大幅な損失を、金融株への投資で一部相殺していたことが明らかとなった。【27日 ダウ・ジョーンズ】
先週投資家に配布された資料によると、アックマン(Bill Ackman)氏率いる米アクティビスト・ヘッジファンド運用会社パーシング・スクエア・キャピタル・マネジメント(Pershing Square Capital Management)は2008年において、米ディスカウントストア大手ターゲット、米書店チェーン大手ボーダーズなど、小売株への投資で大幅な損失を被った。しかし、大きな話題となった金融保証会社(モノライン)大手MBIA株に対する空売りと、米銀大手ワコビア株を絶妙のタイミングで取得したことによりある程度損失を相殺した。資料によると、MBIA株での空売りが最も大きなリターンを上げており、8.2%のリターンを実現した。それに次ぐのがワコビア株のロングによるリターンで、6.5%のプラスとなった。アックマン氏は、米銀大手シティグループがワコビアを買収すると発表したあと、同株を購入。さらに米銀大手ウェルズ・ファーゴがワコビアを買収すると発表したあとに、同株を買い増している。米ディスカウントストア大手ターゲットへの投資では、2008年において旗艦ファンドは7.7%の損失を被った。同氏は現在、ターゲットの既存店舗の不動産(土地)を対象としたREIT(不動産投資信託)を設定する構想を推進している。パーシング・スクエアの傘下ヘッジファンド3本は2008年、いずれもマイナス13%近くに落ち込んだ。同社が2008年に行なった資金償還は合計6.7億ドルで、うち4.13億ドルは12月に償還を実施した。新規流入は13億ドルで、年末時点での運用資産額は43.7億ドルとなっている。


Dow Jones
27 Jan 2009 21:29 GMT =
DJ Ackman's Financial Bets Offset Some Retail Losses In 2008



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