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LTCM創業者メリウェザー氏率いるヘッジファンド、新ファンドのローンチを検討

破綻した巨大ヘッジファンドLTCMの創業者、ジョン・メリウェザー氏率いるJWMパートナーズが、新ファンドのローンチを検討していることが明らかとなった。【2日 ダウ・ジョーンズ】
JWMパートナーズの経営幹部が匿名を条件に明らかにしたところによると、JWMは傘下もしくは新会社の下において、新ファンドのローンチを検討しているという。経営幹部によると、新ファンドのローンチはまだ決定事項ではなく、白紙となる可能性もあり、現段階では投資戦略などの詳細は定まっていない。現下の厳しい市場環境の中、資金の供給源である銀行が融資規模を劇的に削減したこともあり、ヘッジファンドのローンチ数は大幅に減少している。メリウェザー氏は破綻した巨大ヘッジファンドLTCMの創業者の1人。LTCMは高いレバレッジをかけた運用で莫大なリターンを上げていたが、1998年にロシア危機をきっかけとして、米銀行から36億ドル規模の救済を受ける状況に追い込まれて破綻している。メリウェザー氏は、その後1999年にJWMパートナーズを設立した。JWMは1月後半に投資家宛てに送った書簡の中で、旗艦ファンドの「Relative Value Opportunity Portfolio」の2008年の年間リターンがマイナス41.57%と急落し、純資産価値は5億ドル弱にまで落ち込んだと説明している。書簡の中でJWMは、同じく傘下のグローバル・マクロ・ファンドについても2008年のパフォーマンスには落胆したとしているが、2009年に関しては慎重ながらも楽観的な見通しを示している。JWMは現在ゲート条項を適用しているため、毎四半期の償還請求額を運用資産全体の8分の1に制限している。そのため、同社の投資家は、資金を引き出せない状況に陥っている。JWMは12月、資産規模の縮小に伴う人員削減の一環として、アクティブ・パートナー7名のうち4名が退社するほか、約35名のスタッフのうち10名削減することを明らかにしている。元従業員によると、JWMはLTCMが得意としていた債券アービトラージ戦略など投資戦略を一部引き継いでいるが、LTCMのように高いレバレッジはかけていないという。


Dow Jones
02 Feb 2009 14:38 GMT
DJ 2ND UPDATE: JWM Partners Mulls Fund, New Fund Co - Source



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