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FoHFs、米年金基金からの需要拡大(Part2)

(Part1の続き)ヘッジファンドに直接投資する機関投資家は、数百ものヘッジファンドを選別するために、適正な評価を行う必要がある。昨年米国には2,462のFoHFsが存在し、2005年と比較して20%近く増加した。
ヘッジファンド・リサーチによれば、FoHFsに投資された資産は、2007年末までの2年間で50%の増加し799億ドルとなった。機関投資家は、一般的に2%から10%をオルタナティブ投資に割り当てているが、多少のコストを支払ってもFoHFsを利用した方が効率的で、自らがデュー・デリジェンスのチームを持つべきではないと考えている。米国のFoHFs、エントラスト・キャピタルで共同経営者を務めるグレッグ・ハイモウウィッツ氏は「市場環境に合わせて資産の投資割合がオルタナティブ投資に傾いていることは驚きでは無い」と述べた。運用資産額約380億ドルのパーマルは先月、南北米の法人向け営業部門のトップにブラックロックのファンドマネジャーだったジョシュア・レバイン氏を採用、さらに米国の機関投資家向けの投資戦略担当としてクレディ・スイスからティム・シュラー氏を加えた。パーマルは昨年、中東・北米・アジア・トルコなどシルクロードに広がるヘッジファンドへの投資を目的としたファンドを設立した。こうしたニッチ市場への投資は、FoHFsが海外のファンドへ投資を行うもので、年金基金向けの投資分野で急速に成長している。年金基金は、自ら投資する能力を持ちながらも、直接投資を行えないような海外市場への投資を望んでいる。カリフォルニア州職員退職年金基金(カルパース)は、米国最大の州年金基金だが、海外投資にFoHFsを利用していることを明かしている。「我々の計画の現時点では、米国外のヘッジファンドへ直接投資するための人的資源はない。そこで海外のヘッジファンドに精通したFoHFsに投資を頼っている」とカルパースの広報担当者は述べた。カルパースは昨年9月末時点で、7本のFoHFsに総額62億ドルを投資している。内訳は、アジアのFoHFsが3本、欧州のFoHFsが3本、新興市場FoHFsが1本となっている。現在FoHFsの運用会社は、中国などの新興国に現地オフィスを開設し、地域のファンドと効率的なビジネスを展開しようとしている。



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