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米マサチューセッツ州年金基金、メードフ証券に投資していた運用会社との契約を解除

米マサチューセッツ州年金基金が、元ナスダック会長メードフ氏のファンドに投資していた運用会社との間で運用委託契約を解除していたと複数のメディアが報じている。
マサチューセッツ州年金基金投資運用委員会(Massachusetts' Pension Reserves Investment Management Board)は、米運用会社オースティン・キャピタル(Austin Capital Management)との契約を打ち切った。オースティンと契約はわずか4ヶ月間で終わりを告げた。報道によると、オースティンは同年金から委託された資金をトレモント・パートナーズ(Tremont Partners)に投資していた。トレモントはさらに、自社のヘッジファンドであるライ・インベストメント(Rye Investment Management)に投資しており、ライ・インベストメントはほぼ全額をメードフ証券に投資していたという。トレモントは先日、ライ・インベストメントの閉鎖を決定している。2008年8月時点でのオースティンへの投資額は1.7億ドルだったが、現在は1.3億ドルにまで減少している。メードフ事件による同年金の被害額はおよそ1,200万ドル。マサチューセッツ州のカーヒル会計監査官はメードフ事件に関して「教訓を得た」と述べた。また、同年金基金は運用資産額380億ドルのうち42億ドルをヘッジファンド投資に配分しているが、「メードフ氏に対する投資はこれで全てだ」と言明した。同年金基金によると、オースティンは投資先ファンドのマネージャーとの間で1年に1回面会を行うと誓約していたが、これに従っていなかったという。オースティンが最後にメードフ氏の元を訪れたのは2005年のことだった。同年金基金の担当者は「我々がファンド・オブ・ヘッジファンズ(FoHF)に求めているのはこういうことではない」「我々が支払っている手数料は、デューデリジェンスに対する対価だ」と批判している。同年金基金はさらに、4億ドルの運用を委託していたアイビー・アセット(Ivy Asset Management)との契約も打ち切った。アイビー・アセットはニューヨーク・メロン銀行傘下のヘッジファンドで、2008年の運用成績がマイナス20.03%となっていた。同年金基金が契約を解除した理由は、多くの幹部が退社したためだという。

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