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プラベート・エクイティ各社経営陣、今後数年間は資金調達が困難と予想

プラベート・エクイティ(PE)業界の経営陣の過半数が、今後数年間に渡って資金確保が難しくなるとみていることが調査で明らかになった。【5日 フィナンシャル・ニュース】
4日にベルリンで開催された公開討論会の「スーパーリターン・インターナショナル・カンファレンス」において、PEに関する電子投票が実施された。電子投票によると、回答者の54%が今後7年以内にPE会社の21-40%が資金調達でめどが立たなくなると考えていると答えた。また回答者の16%は、資金調達に行き詰るPE会社が40%以上に達すると予想しているという。この公開討論会には、英PE業界の重鎮たちが論者として壇上に名を連ね、約800名が出席したとみられている。電子投票の結果は、今週始めにフィナンシャル・ニュース傘下のプライベート・エクイティ・ニュースが発表した結果と同様の結果となった。プライベート・エクイティ・ニュースの調査では、5分の4以上の回答者が、多くのPE会社が資金調達のめどが立たず業界の整理統合が進むと答えている。英PE会社アルケミー・パートナーズ(Alchemy Partners)の共同創業者、ジョン・モールトン氏は、大手はブランド力があるため、パフォーマンスが多少悪くても、大部分が生き残るだろうと語った。同じく英PE会社3i(3i Group)の幹部、ジョナサン・ラッセル氏は、専門家による投資運用の人気は衰えておらず、その事実が、ファンド・オブ・ファンズ(FoF)による投資戦略の有効性を示すものだと述べた。またラッセル氏は投資家に対して、PE会社の報酬体系がリターンを上げた人物に報いる仕組みになっているかについても、目を向けなければならないと語った。2009年においてPE業界が世界全体でどれぐらいの資金を調達できるかという質問に対しては、51%の回答者が2,000億ドルを下回るだろうと答えた。また71%の回答者が、PEファンドの投資先企業は高いレバレッジをかける傾向があるために、PEファンドが経営権をもたない企業よりも破綻する確率が高いと考えているという。リンカンシャー・マネジメント(Lincolnshire Management)のTJマロニー社長は「多くの投資家は、自分が投資した巨額の資金が、経営が傾きかけている企業に投入されることに対して強い不安感を覚えるだろう」と語った。


Dow Jones
05 Feb 2009 13:44 GMT
DJ Financial News: Private Equity Bigs Bearish On Fund-Raising



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