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アジア投資ヘッジファンドの運用資産規模、2008年末は710億ドルに―減少続く

アジア地域に投資するヘッジファンドの運用資産規模は、2008年第4四半期も減少が続き、年末時点での運用資産規模は710億ドルとなったことがわかった。
これは、米調査会社ヘッジファンド・リサーチ(Hedge Fund Research)が9日に発表した調査によるもので、第4四半期に約160億ドルの減少となったという。アジア投資ヘッジファンドの運用資産規模の運用資産規模は、2007年末にピークを迎え、1,110億ドルとなっていた。これに対し、業界全体の資産規模は2008年中頃の1.93兆ドルが頂点だった。ヘッジファンド業界全体では、2008年に資産額は27.1%減少したが、アジア地域はこれを上回る勢いで28.9%の減少となった。また、アジア地域では先進国の運用成績が新興国を上回り、HFRIアジア(除く日本)・インデックスは2008年マイナスのリターンが33.4%だったのに対し、HFRXジャパン・インデックスはマイナス12.2%となった。ただし、日本投資ヘッジファンドは、アジアの他地域に比べて資産の流出が5%近く多かった。アジア投資ヘッジファンドにおける資産減少の内訳をみると、通年では運用損による減少が投資家の解約による流出を上回った。ただし、第4四半期に関しては、投資家の解約が86億ドルとなり、運用損の70億ドルを上回った。新興アジア地域投資ファンドのパフォーマンスは、2008年の年間リターンがマイナスとなったものの、過去3年間で年率換算した運用成績を見ると8%を上回っており、世界全体のヘッジファンドや株式のベンチマークを上回っている。アジア地域では、ヘッジファンドの拠点として中国とシンガポールが好まれており、中国が36%、シンガポールが20%を占めている。また、この地域では、ゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーが最大手のプライム・ブローカーとなっている。HFRのハインツ社長は「アジア投資ヘッジファンドの2008年は、通年ではマイナスとなったものの、12月にはリターンがプラスに転じている。アジア株式市場の一部は2009年の年初から大きな上げ幅を記録している」とした上で「投資家が投資機会を見出しており、リスク許容度も正常化しつつある」と述べている。



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