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新興国市場投資プライベート・エクイティファンド、2008年の資金調達は過去最高

新興国市場を専門としたプライベート・エクイティ(PE)ファンドの資金調達は2008年に過去最高の金額に達したことが明らかになった。【9日 ダウ・ジョーンズ】
これはエマージング・マーケッツ・プライベート・エクイティ協会(Emerging Markets Private Equity Association、EMPEA)が9日に発表した調査によるもの。2008年に210本のファンドが調達した資金は665億ドルで、2007年の590億ドルに比べて12%増加したという。EMPEAのアレクサンダー会長は「新興地域におけるPEが非常に成熟した段階に入りつつあると感じている。初期投資コストが安く、投資案件ごとの競争が比較的緩やかなことに加え、代替の資金調達方法を持たない事業家から極めて魅力的な投資案件が舞い込んでくる」と説明している。新興国市場でのPE投資では、成長企業への資本注入の方が買収よりも多いのが特徴で、欧米に比べて信用収縮の影響が小さく、投資案件の成立が続いているという。既に資金を確保しているファンドは格段に優位な状態だと言える。だが、年金基金など投資家の多くは自らが流動性の問題を抱えており、PE全般から資金を引き上げているため、2009年に資金を調達を目指すファンドは厳しい時期を迎えるだろう。また、EMPEAが行った最近の調査によると、機関投資家の52%ほどが新興国市場戦略の下げ幅は世界全体に比べて小さいとしているが、リスクの高い市場への投資に対する不安に対する声が多く聞かれたという。一方、2008年を地域別に見ると、アジアの新興国が中国専門投資ファンドの著しい躍進に後押しされる形で400億ドルを調達しており、今後も新興国投資のPE市場において重要な役割を占めると見られている。


Dow Jones
09 Feb 2009 12:09 GMT =
DJ Private Equity Funds Raise Record $66.5B For Emerging Mkts



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